「奇跡を起こすスローリーディング(伊藤氏貴著、日文書院、ISBN978-4-25875-2C0295)」読了。一言で言うと、昨今の速読ブームに対するアンチテーゼである。しかし、ただゆっくり読めばいい、という本んではないのです。これは「深読」ともいうべき読書の具体的なやり方について書いてます。いくつかきになるフレーズを拾って見ます。

・作者が「読ませよう」としていることだけでなく、それ以上のものを汲み取る、ということです。そのためには時間がかかります。
・読書に関しては、行間を、あるいは書き手の意図を読もうとするときに、そこに読み手独自の新しものが生まれる可能性があります。ことによっては書き手を超えることさえもできるかもしれません。そのためには、単に書かれていることを受け取るだけでなく、自分の頭の中で様々に想像を巡らせる必要があります。スローリーディングは自分の頭の中で、何かを作り上げていくこなのだ、というイメージを持ってください。
・ひとつのもの、こと、についてじっくり読み進める。その中で、もともとあった関心が、さらに高められ、深められる。その持続こそが「自分らしさ」を形作っているのです。その分野に関する知識でも他人を圧倒するでしょうし、自分なりの考え方というのも生まれてくるからです。

 具体的な方法は本書に譲るとして、これからは全て速読しようとはおもわず、取り入れるべきところにスローリーディングを取り入れていきます。