ポートレート ~宣材写真撮影~ | 写真を「もっと」楽しもう!

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ライフワークは
耽美的ポートレート
で自分のイメージを
映像化。

その他、花撮影、スナップなんかをオールドレンズやフィルムカメラで
一味違う楽しみ方を写真とともに綴ります。

みなさん、こんばんは~。

いつもはこんな感じで「作品」

ばかり撮っていますけど、

白や黒バックのスタジオで商品

撮ったり、人物撮ったりも普通に

やってます。

こういう所謂宣材写真ですけど、

モデルさんのリアルな姿を伝える

ことはモチロン、より魅力的に

伝えることが大事です。

が、変に盛って「アレ!?写真と違う」

ってのが一番マズイパターン。

そして、写真選考で落とされてしまう

レベルのモノであっても困る訳です。泣き1

容姿はこういう仕事の場合、重要な

ファクターです。美人度と言うより、オーディ

ションなんかだと、探してるイメージに

上手くハマるかどうか。で、スタイルなんか

がよくわかる全身写真とバストアップを

セットで撮ることが多いです。

撮られなれていない人の場合は
とにかく緊張をほぐして、和やかな
雰囲気作りをするところがまず、
スタートです。
 
そして、和やかな中でも冷静に、
第三者的な目で、その人の内面、
表面的特徴をとにかく観察して
撮る側のイメージ作りをします。
 
よくありがちなのは、ステキと思って
やっている被写体さん自身の髪型
やらしぐさやらが、ちょっと違うなぁ~。
ってとき。汗
そんな時はちょっと撮って、見せ
ながら、第三者的目線と本人の
イメージなんかをすり合わせたり
して、先ずは撮られた側が納得できる
写真を目指すわけですが、お気楽
と言うわけでも無いので、やはり
休日は好きな作品撮影を理解のある
モデルさんと撮る方に走っているって
のは否定できないかなぁと。涙*m
んで、こういう写真を撮る時の
設定についてちょっと書いて
みたいと思います。
 
使うレンズは自分の場合、58mm
85mm、105mm長くて135mmです。
中望遠レンズで、歪みが少ない
ことが理由。
 
そして、レンズの絞りですが、
そのレンズの最高解像パフォーマンス
が出るあたり。f5.6~f11くらいでしょうか。
あまり絞ると、小絞りボケと言う、光の
回折現象がおきて返って解像しなく
なるので、注意です。
またAPS-Cセンサーの場合はf9くらい
から回折現象が見られることもあると
いいますから、絞りはソコまでってのが
目安かもしれません。
背景が無いので、絞ってもいい訳です。
そしてシャッタースピード。
1/125が自分の定番です。
1/250を超えるとストロボが同調
しなくなる(FP発光はともかく)のと
1/125であれば、多少遅くしたり
早める余裕があるってのがその
理由。
 
あとはISO感度。これも通常100
スタートで撮ってます。
 
但し、これは基本であって、被写体
だけ明るくしたいときはストロボの
光量を調整し、全体を明るくしたけりゃ
ISO感度をいじり、背景だけ明るくした
かったらSSを調整。ってな具合に
微調整をしますが、最初は設定固定
から始めないと、何をどうしてどう
なったか?がグチャグチャになり
ます。汗
 
最後にライティングの光量。
メインライト、フィルイン、トップ、の
3つのほかに背景飛ばし用と手前の
下側の影拾うレフ。
だいたいこんな感じで、メインはGNに
よっても違うのですが、1/8くらいから
試して他のバランスも決めます。
 
背景と被写体
被写体と光源
の距離感はまぁ、慣れ。と言ってはミモ
フタモないかもですが、影の出方がそれ
ぞれ違って来るのでそれを見ながら調整
って感じでやればある程度は上手くいくと
思います。
今度の「体験会」ではそんな撮影
を実際に撮る側として体験して
貰って、その後のご自身の撮影の
役に立てばなぁ。と言う感じでやり
ます。
ちょっと写真で遊んでしまった。汗