旧ソ連製のHelios-40 85ｍｍ
ｆ1.5の単焦点レンズです。
マニュアルフォーカスで、所謂
流行のOLDレンズに分類されて
しまうようなシロモノ。
特徴
ピントが緩い
色が淡い
開放に近いほど滲む
開放に近いほどボケがぐるぐる
これ、ポートレートに生かそうと
思うと、ピントが緩い部分は美肌
処理が不要。
色が淡いところは懐古調の絵作り
がしやすい
滲むところは雰囲気出しやすい
グルグルを狙うなら、葉っぱとか
何かパターンになりそうな背景を
狙うとか、光源・・・木漏れ日、葉っぱ
の反射とかがあると際立って来ます。
これはF2.8くらいまで絞っているので
結構シャープな感じになってますが、
背景が遠いのでボケボケで、光った
葉っぱがウズ巻きかかっています。
この写真も現像で肌の処理はしていない
のですが、見事な美肌になってます。
もともと綺麗ってのもありますが。
色が淡く出るので、ちょっといじると
こんな感じの懐古調の色も出しやすい。
これも絞りは2.8。
光ってる葉っぱの方がグルグル
インパクト強いですよね。
コレ使う時はメインの被写体は
テカってたりするといきなり滲むので
日陰などで適度な明るさを狙うと
いいかも。
レンズベビーなんかと似た特性があり
ますが、こっちの方が寒色系に色が
出るのでクールな感じにも向いてます。