ある先輩カメラマンさんの言った
一言がなんか響いてしまった。
「総カメラマン時代」
なるほどね。SNSたけなわ。
スマホやアプリで簡単に写真が
撮れる。写真人口が増えたのは
素晴らしいし、女性の写真が増えた
のも素晴らしい。
何より、手軽に写真を発表できる
場がある。と言うのがサイコーで
しょう。
フィルムカメラ時代はメカが苦手
な女子も多く、フィルム入れるのも
ままならず。でしたからね。
ま、かなり昔の話しですが。
なんかそんな不便さがいいのか
フィルムの風合いがいいのか
フィルムカメラもカメラ女子には
人気が出てるらしい。
これでフィルムが延命してくれたら
これまた嬉しい事です。
そんななか、ちょっと気になること
もありますね～。
プロのモデルでは無い、「被写体」
さん。と言うやつ。結構多いですね。
プロのモデルさんの仕事ぶりを知って
いるので、なんか中途半端な気も
してしまいます。
自分の撮るモデルさん。もちろん
生活かけてやってる人もいるし、
元プロのモデル。とか、モデルじゃ
ないけど金銭目的では無く、自分
が作品に参加したい女性。と言う
感じで、所謂「被写体」とはちょっと
違うかな。と思ってます。
とりあえず、撮られたい。と言うの
では無いですね。
ウマが合わないと続かない。と言う
のはあるけど、続けて撮らせて貰え
てるモデルさん。みな、根性あるし、
陰でも体形、体調管理を怠らない。
普通に素人だった人も居るけど
ポージングなどは教えれば自分でも
研究して来る。とか、単に洋服好き
とか、オシャレ好き。とも違って、
より良い作品にしたい。ってことで
研究したり、頑張る努力家さんが
多い。
どの写真もスナップなんかよりは
よほど手間隙かかっています。
特に野外撮影なんかだと作って
無い分、モデルさんの頑張りが
モノを言います。
暑かったり、寒かったり、虫が
いたり、雨降ったり、そんな中で、
あーでもない。こーでもない。と
カメラマンの注文を嫌な顔ひとつ
せずに一生懸命やってくれる。
作品にするために、頑張ってくれる
ワケで、本当にありがたやです。
自分のイメージする写真が撮れ
たらそれに勝る喜びはないの
ですけど、モデルさんも喜んで
くれたりすると嬉しさ倍増です。
結果を共有して喜べるモデルさん。
と言うのは最初は被写体だったかも
ですが、撮り続けると、単なる被写体
では無く、作品作りに欠かせない
大事なパートナーさん。と言うことに
なるんでしょうね。