Nikon AF-S 24-120mm f/4 & Sigma 24-105mm f/4 | 写真を「もっと」楽しもう!

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ライフワークは
耽美的ポートレート
で自分のイメージを
映像化。

その他、花撮影、スナップなんかをオールドレンズやフィルムカメラで
一味違う楽しみ方を写真とともに綴ります。

(右)
AF-S NIKKOR
24-120mm f/4G ED VR

(左)
SIGMA
24-105mm F4 DG OS HSM



F/2.8クラスのズームレンズは
各社の所謂フラッグシップで、
写りがいいのは当然ですが、
お値段もそれなりに高価になって
来ます。
このF4通しの2本の標準ズーム
レンズはミドルクラスとでも言いま
しょうか?
F/4通しの明るさで出している
のはNikonとSigmaだけ。

普及レンズがF3.5-5.6もっと暗い
6.3などと明るさが変わることを考え
ると開放F値が4固定と言うのは貴重
なキャラクターのラインアップだと思い
ます。

開放F値が小さいと所謂、ボケを得や
やすいのですが、問題は開放の画像が
よく無いと意味が無いし、ズームの場合
変化する焦点距離によって解像感が
変わったりしたのでは、これも使いにくい
と言うことになります。

ブログで貼れるサイズは小さいので
参考になるかわかりませんが、この
2本のレンズで撮った写真を比べて
みたいと思います。




レンズの焦点距離中間の
70mm前後の比較です。
EXIFがありませんが、撮影
条件は同じです。
70mm~80mmは人物
撮影なんかでも良く使う
焦点距離です。

カメラはNikon D610で
同じです。
色の出方とか、四隅の
解像が少し違うかも。




少し絞ると両方とも解像は
良くなって来ます

 


シグマの望遠端が105mm
なのでそれに合わせて撮って
みました。
ボケ方とか、葉っぱと空の
境界の感じが違います。


両方のレンズともに
テブレ補正が付いて
いるのですが、Nikonの
方はシャッタースピード
(SS)1/10で撮ってますが、
何度やってもテブレしま
した。


一方のシグマはSS
1/8で撮ってもこの
くらい撮れました。
テブレ補正はシグマの
方が強いみたいです。


お次は階調性です。
あえて、いろんな画角で
撮っていますが、これは

本当は画角合わせたかった
けど、微妙に狂いました。汗


部屋の奥はかなり暗いけど

障子のサンの描写とか、電灯
の光が暗闇に筋を作っていま
すが、シャドウから明るい部分
に変わっていく階調性とか、

柱の節目の描写とか、そのあ
たりの描写の違いはどうでしょう?




色乗りの差でしょうか?
55ミリ近辺の比較なんですが
シグマの方が絵に立体感を
感じるんですが・・・
どうかな?





ポートレイトなんかを
想定した比較です。
ピンは手前の菊の花で
奥のボケがどんな風に
ボケていくかの差を見た
かったんですが、シャープ
な分、シグマのボケが
ちょっと硬いですかね?




24mm広角の比較です。
Nikonの方は少し空が入り
過ぎたせいか、葉っぱに
盛大なパープルフリンジが
出てしまいました。
ナノクリなので、安心してたら
ダメみたい。汗

Sigmaも四隅にビネットが
ちょっと出てますが、あまり
気にはならないかな~。




ライトアップされた
建物です。
これはうまく75mm
に合わせられました。




開放、ちょっと絞った方も
シャープさはSigmaでしょうか?
ですが、こうして比較して細かい
トコロを見れば。と言う事であり
それだけ見てたら、Nikonも悪く
はありません。
本来、自分はNikonメインなんだ
けど、標準ズームはNikonなら
やはりf/2.8が高いだけあって
文句無しかも。汗

ミドルだと平均するとシグマの
方が写り良く見える。かな?SAYU青疑
どうでしょう?