混迷の様相ですが、あえて
あまり触れないことにします。
ここまで見ていただいて、
フランスの写真、いかが
でしたでしょうか?
見て分かったかも知れません
が、高いビルが少ないせいで
空が広く感じます。
しかも、そういう空が普通なの
か、あきらかに、低層の雲と高層
の雲そして、青空や二層の雲の
間で反射する光が実に不思議な
色とグラデーションを生んで
いるのです。
これを目の当たりにすると、フラ
ンス絵画の空だったり、その日差
しを反射する建物や地面の色も
独特なものに写ることがあるのも
わかる気がします。
この日の空は、日本より飛行機
が飛んでいるのか、飛行機雲が
やたら残っています。
色に関してはそんな感じですが、
今回、自分としては、この空を
どう写し撮ろうか?とちょっと意識
しました。
ま、簡単に言えば、色の変化や
広がりや奥行き感みたいなの。
最初は異国ならではの
雰囲気に飲み込まれて
なかなか思うように撮れ
ませんが、慣れてくると
ようやくファインダーを
通して、いろいろ見れる
ようになります。
散歩している人も判別
つかない程度の距離や
影の中でアクセントとして
タイミング見て写し込み
ます。
もちろん、この風景を肉眼で
楽しんで、記憶に刻むことも
忘れませんが、この贅沢な
被写体をどう切り取ろうか。
ファインダーを覗くたびに
わくわくしました。
まだまだ撮ってはあるん
ですが、飽きて来るかも
ですから、次くらいでいっ
たんパリシリーズ締めま
しょうかね。
カメラ:Nikon D610
レンズ:Sigma Art Line
24-105mm f/4.0