カワセミ撮影決算?(その1) | 写真を「もっと」楽しもう!

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耽美的ポートレート
で自分のイメージを
映像化。

その他、花撮影、スナップなんかをオールドレンズやフィルムカメラで
一味違う楽しみ方を写真とともに綴ります。






む~。普通の人ウケする事は書かないので、ごく少数しか見て

ないハズなのですが、相変わらず変な広告主のペタ(足跡)がついてますね~。汗

ブログランキング下位から検索とかしてんのかな?(笑)


さて、野鳥や自然を撮影していると嫌でも季節を感じるし、撮影データなんかを

見ていると、その時の事が思い起こされますが、一年はあっと言う間でした。

雪が降れば、雪中カワセミを。雨が降れば雨天のカワセミを、嵐が過ぎれば

台風一過の夕焼けを・・・12月31日だろうが、元旦だろうが喜んで撮りに

行ってしまうので、ちょっと困ったモンですが。汗


今年は自分の写真が地域のあっちこっちに出回ったせいか、とうとうカレンダー

が出来ました。クラッカー

その昔、水中写真やってた頃に、写真雑誌のグラビアを飾って以来かな?

こういう一般的な商品になるのは。

なんにせよ、見て喜んでくれる人が居る。と言われたようなもので、正直

嬉しい事です。・・・が、無償配布物なんだか売り物か知りませんが、写真

提供した本人には、小さいサイズのカレンダーが10部程度とグッズが「お礼」

に提供されただけなので、知り合いに配ったらあっという間に無くなってしまう

のが、ちょっと悲しい。(笑)



ま、来年はどっか違うトコでやって貰うかな。

気に入った写真が撮れればの話しですが。にひひ


まぁ、もっとスゴイ写真も見てるし、写真家と言って、それだけで飯を

食ってる、腹の座った人たちを素直にスゴイと思っています。

そういう意味では、自分の写真は普通よりは上手に撮れてるかな?

くらいのモノなので、カレンダーにして貰うなんて、有難い話しです。
ですが、一応、水中写真の時から崩れないスタイルと言うのは

自分の趣向のようなモノで一貫しています。


それは、鑑賞が続けられる魅力のある絵であること。

ど派手で目を引くけど、すぐ飽きる。すごいテクニックを駆使して撮ってるけど

訴えて来る物が無い。説明的図鑑写真などでは無くて、見てる人が想像を

膨らます事で、絵的な魅力を持った写真が撮りたいなぁ。にひひと言う事です。


これは、今は亡き、日本写真会の大御所A山先生からご指導頂いていた頃、

先生に見て頂いて、いい評を頂けるのは、僕の作品の場合、そういう感じが

する物だ。と言って頂いてから尚、意識するようになった気がします。

趣味であれば、自己満足で良く。仕事であれば自分の趣向を問わず、要求

された商品を提供できるウデが無くてはならず、芸術にするならもっと深い

マインドと人の評や生活苦を恐れない度胸も要ると。叫び


ハッキリ言って、自分はどれもアウトでしたが・・・。(^_^;)

まぁ、この時代に培った事が今、写真撮る中で使ってるテクニックと言う

んでしょうか?フィルム時代のものだから、デジタル処理については

全くの素人ですが、光の加減と構図の一発勝負ですね、相変わらず。あせる


当時、先生に褒めて欲しいのではなくて(正直、褒めて貰いたかったですけど)、

自分なんかよりドップリ写真を知っていて、その大家と言われている人が、ぽっと

出の自分の写真見て、そう言ってくれるものは何なのか?

それって、自分の実力なのか、運なのか?

普通の人にも通じるのか?続けて同じ様に撮れるのか?などなど、疑念は絶えず。

でも、何かあるのかも知れない。と。

言ってみれば、エベレストより高いゴールの見えない山を登るようなモンでしょう。

目指すのは勝手で、当然、まだ到達出来ている訳でもありません。ガーン

仕事で無い以上、そこまで腹を据えて出来ませんから、一生の目標で終わる

でしょうけど、その時の思いを、趣味をより濃くするためのエッセンスにしています。音譜


(カワちゃんのチラ見。やっぱり、カメラが気になる?にひひ


ところで、ウチのフィールドはリタイヤされたあと、趣味で写真を楽しんでいる

方がほとんど。この方たちは、毎日カワセミや野鳥を追っかけていて、いろんな

カットを撮っています。

当然、自分の写真が一番好き!なのです。ニコニコ

実にいいコトだと思っています。ですが、なんかみんな同じような記録写真になって

しまっているのが勿体無い。

他にも細かいコト言ったら、いろいろあります。

最低、ピンは欲しいとか。手ブレさせない。とか、機材以前の問題ってヤツ

です。

それが崩れると、一般的に見る人の許容範囲に入って来ない。

ピカソみたいなのを目指すなら、別ですけど。(^_^;)

まぁ、倶楽部作って、半分はコミュニケーションを楽しんでいる所もあるよう

なので、楽しく撮る。でヨシなのです。

(ちなみに、誘われましたが自分は一切、倶楽部とかには入っていないにひひ

ただ、同じ場所で撮ってるけど、どうしてもコチラは撮影に臨むスタイルが違う。

挙句の果てには、カレンダーの件は、なんと言うか、同じ場所で、同じカワセミ

撮ってるのに、なんでLaskeyさんのだけが?!みたいな雰囲気ががちょっと
あるかも知れず、モノ、雰囲気ともに扱いは気を使っています。あせる

仲良くはして頂いてますが。ニコニコ



さて、今年の没写真なんですが、気に入ってるのをちょっと見てやって下さい。(笑)

これは、コンデジのFZ200でSS1/60で遊んでみたら撮れたモノ。(^_^;)

一般ウケはしなそうですが、カワセミの生態を知ってると、こんな被写体ブレの

写真はかえってダイブの瞬間の緊張感みたいなのを自分は感じます。

理由があと付けのようですが、結構スローシャッターでこういうの狙っています。

どう撮るともっとちゃんと動きになるかは引き続き研究です。



これはNikonD7100。目にピンが来てないと言うか、手ブレもあるかも。

遅いSSで川面を流して白っぽい背景にして、キセキレイの黄色と対比

させたかったんですが、目にピンが来てなくて残念。
綺麗な飛翔ポーズでは無く、どこかおどけたように見えるトコロが気に入ってます。

が、惜しかったなぁ。(笑)


これの背景は何でしょう?あせる

実は、幼児が枝に止まるカワセミを見つけたトコロなんで、カワちゃんと

人の関わりを出そう。なんて思ったものの、子供にピン合わせてしまうと

個人情報がらみで、使えない写真になってしまうし、どっちが主役か

分からなくなるので、背景に使ったんですが、ボカし過ぎた結果、なんか

人っぽいんだけど、すごくアンバランスな物体が背景にあるような感じに

なってしまいました。(笑)

それと、万一、使う時の事も考えて、幼児の顔がわからないようにカワセミ

を顔にかぶせたのも裏目に出ました。


女性がしゃがんで見ててくれたりした方が、ボカしてもわかりやすく

良かったんだけどな。にひひ

なかなか都合よくはいかないものです。



今年も残すところ、あと少しですが、大病もせずに写真撮れたことには感謝です。

残り少なくなった2013年のカワちゃん。もう少し撮影しときたいと思います。^^



laskey775pictures@yahoo.co.jp