久しぶりに朝から、カメラ2台体制で、どっぷりカワセミ撮影をして
来ました。
カワセミはちょくちょく現れてはくれるのですが、肝心の飛び込み
とか、相変わらず「芸」が少ないヒト(鳥)で、おのずとチャンスも
少なくなります。
ですから、飛び込みそうな時のこちらの集中力は半端ありません。
ですが、この集中力ってのは、なかなか長続きしないもので
それまで、ジッっと集中していて、どこに飛び込まれても追える
体制でいたのに、「ふっ」と気が抜けることがあります。
頑張っていたのに、気がついたら寝落ちしてた。なんて感じ
に近いかも知れません。
ウチの置物君は、そういう時を見透かしたかのように飛び込み
ます。ほんとにサービス精神がなっちゃいません。
それでも、今日は根性で粘ってみた結果、ち~とは良さそうな飛び出しと
飛んでるトコロが撮れたので、気分良く帰ってきました。
先週は完全に撃沈状態で、飛び込みとか全て外しましたから、そりゃぁ
今日は気合い入ってました。(笑)
周囲は、止まってるトコロが撮れると、だいたいそこからお喋りとか
始まってしまうのですが、コチとら、そこからが勝負なので、悪いな~。
とは思いながらも、ファインダーにかじりつきです。
機材はNikon D4にSigmaの300mm/f2.8と置物系は同じくD7100に
Sigumaの50-500と言うレンズで撮っています。
よくムック本なんかを見ると、こういう野鳥撮影の設定なんかが書いて
あって、AF-Cの時にフォーカス優先の方がイイみたいな事が書いて
あるのですが、経験から言うとレリーズ優先の方が歩留まりはいい
ですね。
(D7100で撮影)
想像するに、Nikonはピント精度が非常に高い。この精度と言うのは
いわゆる、その絞りで得られる被写界深度のセンターにいかにピン
が合っているか?と言う精度です。
フォーカス優先だと、この高精度なピン合わせをカメラが行おうと
するので、比較的大きな猛禽類や動物などは、フォーカス優先でも
間に合うのだけど、カワセミや小鳥みたいに小さくて、高速で動く被写体
の場合、かえって初動が遅くなったり、ピンが抜けることがあります。
レリーズ優先だと、ピントを合わせながらシャッターが切れるので
被写界深度の中にターゲットが入っていれば、それなりに撮れる
と言うコトだろうと思います。
シャッター切らない事にはチャンスも何もあったモノではありませんから
自分の場合はシャッター優先の方が、結果は良かったです。
あとは、どんだけフォーカスポイントに被写体を捉えておけるか?が勝負
で、これがなかなか上手くいかないんですね。
ツバメ撮影で鍛えたつもりなんだけど、まだまだ精度悪いです。
そういう訳で、明日も頑張って来ようと思います。^^
上手く撮れないと、その後の平日のモチベーションが
見事に上がらないのがタマニキズ。