関東の桜。今年は早咲き。
咲いてから冷えたから、長持ちは
しましたが、流石に先週の風雨で
葉桜になっちゃいました。
寂しいような、新緑が待ち遠しい
ような。
野鳥を撮影する様になって、まだ日は
浅いのですが、今までの数倍は自然に
触れる様になりました。
自分のお気に入りのフィールドには
足しげく通ってるので、最初は野鳥に
ばかり目が行ってましたが、最近は
周囲の変化もいろいろ目に入る様に
もなってきたかな。
水草や、菜の花なんかもチラホラ。
望遠レンズでカワセミのアップばっかり
狙ってると、季節で変化する周りの
状況をうっかり見落としそうになります。
今しかない、このコンビネーションを
どう写真に切り取るか。
写真をどう撮ろうか考えるのは楽しい
時間です。
咲いてたし、ツバキ?でしょうか?
冬に咲く花も終わろうか?と言う
所にメジロが止まって色を添えて
くれたりしてました。
野鳥撮影にますますハマってた
この冬ですが、今やすっかり
暖かくなってきて、清流の中に
緑の水草が見える様になると、
冬鳥はいつの間にか山に帰って
行きました。
また会えるのは1年後かな。
撮れればいいのですが、中には
悲しい?写真もあります。
野鳥の棲家は樹木だったり、
草原だったりする訳ですが、
人の仕業ってのは時にひどい
ことになるもので、先週来た時に
あった、樹木が見事に根こそぎ
切られていたりして、景観の
変わり様に驚くことがあります。
年度末の予算の消化なのか何か
解らないけど、意味があるとは
思えない草刈と称して樹木
バッサリです。
こんなむき出しの所では天敵から隠れる
事もできず、結局居なくなってしまい
ました。
あんだけの樹木が元にもどるのに
どれだけの年数がかかるのか。
野鳥が戻って来るのはさらに先。
興味が無い人には所詮、ただの鳥で
あり、樹木で、便利な生活が先。って
ことなんでしょうが、こういう事例を
見ると、気持ちに余裕の無い人が
増えて来たな~。なんて思って
しまう訳です。この木を切った人は
何にも思わなかったのかなぁ?
切り株にカワセミ。なんとなく絵に
なってる様だけど、自分にはカワ
セミが途方に暮れてるように見え
ます。
撮影してる主な場所は、実は都内
なんですよね。ビルやらコンクリート
自動車がひしめく隙間に残ってる
自然に実は、こんな野鳥が棲家を
求めてやって来てる訳なんですが
そんなわずかなスペースもあっと
言う間に無くなって、野生の生き物
含めた自然が無くなっていく様を
見るのは、ちょっと悲しいですねぇ。
ような余裕がこのご時世
希薄になってる感じがしますね。
前にも書いたけど、われわれが
新興国とか言ってる外国や
欧州あたりにいくと日本に無い
ゆとりを感じることがありますが
ああいうところは見習っても
いいと思うんだけどな。
アンケートが来てたから、今までは
シカトしてたんですが、少しは自分の
意識も変えて、ちゃんと参加して
出来ることからやっていかなきゃ
ダメですね。
ん~、ちょっと厚生するのが遅かった
感はあるが。(笑)
カワセミ探しに遠方まで行かなきゃ
ならなくなると、これも困りもの。
そうならない様に願いたいです。