もうすでに9月の半ば過ぎた

去年の7月くらいから始めた2つ目の物置作り

平屋根にしたもんだから雨漏りがなかなか直らず、コーキング材で怪しいとこ埋めて、次の雨で雨漏りしない!やったー!なんて喜んでたら、さらに次の雨で雨漏り(ToT)

波板が重なってるとこから漏れるんで、思いっきり切って雨樋みたいにしたら改善

そうこうしてるうちに梅雨

んで猛暑

暑さもいくらか和らいできたから、そろそろやらんと(> <;)

これから秋雨だしなぁ

しかも軽トラの調子も悪くなってきた

廃車になる前に、カーポート用の単管パイプも揃えねば!

なにしろ6mの単管パイプなんて乗用車じゃ運べんし、ホームセンターの貸し出し軽トラって、ふさがってるとき多いだよなぁ•••

まぁエクステリアの業者に頼むと40万は軽く飛ぶ

なんとかするべか( ̄▽+ ̄*)


























いや、正直、ホントに来るとは思わなんだ

先日、ゲンとか云うやつが、極子ちゃんのために闘いを挑んできた

ん〜、なんつーか、ゲンからすりゃ〜こげな気持ちで来たんだっぺな

んだけんど、オイラからすりゃいい迷惑なこった


夜勤から帰って、酒のんで麻婆豆腐かかった焼そば食って寝てたら、ピンポーン




極子「あの、師匠」
ゲン「あの、すいません、お邪魔します」




ゲンの車で一緒に来たようだ

いったい、どーゆぅ関係だ?

トリアーエズ中に通す

部屋の整理中だから、散らかってるだよなぁ




ザク「なにもこげな天気んときに来んでも」
極子「すいません」
ゲン「ご迷惑おかけします」
ザク「で、いったい何事よ?」




事情は、極子とゲンは同じ会社の同じ部署で、ゲンが極子に惚れちまったのが始まり

ゲンも以前に空手をやっていたからか、腕に自信はあり、いきがってたそうな(本人談)

んで、極子がオイラに勝ったら、付き合うと言ってしまったそーな

あ〜メンドクセー




ザク「つーかよ、同じ部署だべ?」
ゲン「はい」
ザク「ふられたら気まずくなんべよ」
ゲン「ですが、オレ・・・」
ザク「あ〜、気持ちはわかっけんど」
ゲン「でもオレ、極子さんと結婚したいんです!」
極子「!」




極子は眉間にシワをよせ、ゲンをきっとにらむ

気づかないゲン

オイラは悟った

あかんわ、これ

脈ねぇわ、と




ゲン「極子さんとの結婚、許してくだ」
極子「バカ言ってんじゃないわよ!」




速かったァ・・・

許してくださいの、【さい】の部分を言い終わるまえに極子ちゃん叫ぶ




極子「あんたなんかと結婚なんかする気ないわよ!」
ゲン「あ・・・う・・・」
極子「あたし師匠に送ってもらうから、先に帰って!」
ゲン「あ・・・」
極子「帰れ!」




今にも泣きそうな、しょんぼりした顔をして、ヨタヨタと帰るゲン

思わずゲンの肩をポンポンと叩くオイラ

心の中で、がんばれよ、と呟く

ゲンは無言でコクリとお辞儀をした



しばらく互いの近況を話し、極子ちゃんの住むおっかぁ宅へ向かう

土砂降りが降ったり止んだり

風で車体が揺れる

最近、極子ちゃんにはキツい態度ばかりしてきたから、今日はにこやかに話す

極子ちゃんも安心したようで、笑いが絶えなかった




極子「師匠のこと言えば諦めると思ったんですが、なかなか」
ザク「お前、どんなこと言ったんだよ?」
極子「たとえば、お腹すいて熊つかまえて丸かじりしたとか」
ザク「どんだけ食い意地張ってんだよw」
極子「あははw」




途中、おっかぁが働いてた弁当屋により、チンジャオロース弁当を買ってった

台風の中、客来ねえべと言ったら、いや意外と来るそーな

2人で食ってると、キーコたちが来て、久ぶりゃーにバカッ話しして、少し寝た

なんか疲れた



















夜勤から帰ってきて、まずひと休み

なつかしい釣りキチ三平がユーツーブで配信されている

釣りに限らず、遊びのうまい年上のお兄ちゃんて、下級生たちから尊敬されるんだよなぁ〜

放映されてた当時は、三平くんは年上だったはず

ゆりっぺと仲良くやってるべかw

あ〜さて

筋トレでもすっか

武闘家たるもの、鍛錬は当然の習慣

それにしても暑い

筋トレ小屋が40℃以上になる

汗かたれまくる

タオルがびっしょりと重みを増す

最後のショルダープレスをやっぺかと思ったら、外から何やら叫んでいるやつがおる




知らんやつ「たのもーーー!!」




はぁ?

たのもーって道場破りか?

上半身裸だったもんで、様子をみる

男ひとりだな

いまTシャツ着たらびっしょりになる

仕方なしに網戸越しから応える




ザク「あ、は〜い、何でしょう?」
知らんやつ「オレはゲン(仮名)と云う者、ワケあって一手ご教授願いたい」




はぁ?

まぁまともなやつじゃねぇな

めんどくせーから、そのまま外へ出る




ザク「何?いったい」
ゲン「うぬがザクだな?」




カチン!

うぬ、とは相手を見下したときに使う他人称




ザク「ルール無しなら応えよう」
ゲン「う・・・」




三白眼でジロリとメンチを切り、たじろいたゲン

見慣れない車が停車しており、そちらに目で訴えてる

誰が乗ってるな

よーく見たら極子ちゃんが乗っている

ツカツカと車に歩み寄り、窓を開けさせる




極子「あの、師匠」




否応なしに、窓から引きずり出した





極子「きゃーーー!」
ザク「てめぇ!どーゆーこった!?」
ゲン「あの、ちょっと・・・」




事情を聞くと、どーやらゲンは、極子に惚れている

んで、オイラに勝ったら付き合うと約束したらすィー




筋トレでクタクタで、イライラしてたもんたから、テンションが高いオイラ




ザク「てめぇが誰も付き合おーと、オラの知ったこっちゃねぇ!こんなバカ連れてきやがって、このドアホ!!」
極子「あ・・・」
ゲン「ドアホとはのんですか!ドアホとは」
ザク「なにゴラァ!」




ゲンのクビ根っこ捕まえて、アスファルトの上に叩きつけた!

胸のあたりを踏みつけ、さすがに苦しそうだ




ザク「けぇれ!二度と来んな!!」
ゲン「あわわわわ・・・」




イライラしながら家に入るオイラ

網戸から2人の会話が聞こえる




ゲン「もう帰ろう」
極子「あたし歩いて帰る」
ゲン「なに言ってるんだよ、帰るよ」
極子「さよなら」
ゲン「おいーーー!」




うつむいてトボトボと歩きだす極子ちゃん

ゲンの乗れよの声がこだまする

仕方なしにオイラが出て、乗って帰ったらがっぺ!と諭す

事情はちゃんと聞くから次の休みに来いと話しておいた

なんだかなぁ・・・