レーザー彫刻の小部屋 -19ページ目

レーザー彫刻の小部屋

螺鈿、金属彫刻を含め、レーザー彫刻の可能性を探求しています。

数珠玉の様なものに複数彫刻する場合、向きを同じにする必要が有ります。一つずつ治具に載せて向きを合わせていてはかなり手間のかかる作業になってしまいます。

 

芯を通して並べれば非常に楽な作業になります。金型の押し出しピンの様な硬い材料が有れば良いのですが、専門の会社でないと手に入りませんので、今回用意したのはステンレス製の針金です。これを直線になるように伸ばして使いました。

 

 

 

 

 

 

 

普段良く掃除しているつもりでも、機械の裏側や排気口、ダクトホースは埃だらけの場合が殆どです。特に排気系統は彫刻したカスが相当量溜まっています。

 

そのままにしておくと吸い込みが悪くなり、どんなに集塵機のフィルターを変えたり高出力の物に換えても全く吸わなくなります。そうなると加工室中の浮遊物がレーザー光線を遮り、加工能力が極端に弱まります。またレンズやミラーの損傷が激しくなり、またモーターやレール、ベルトの寿命を縮めます(Epilogの機械の場合にはエンコーダー・フィルムや位置読取り用の基盤を傷めます。)。

面倒でも1年に1回は掃除してください。

 

ここまでになるとかなり厳しい状態です。

 

誇りが溜まっていると放熱が上手くできなくなり、機器の能力が半減します。

 

 

 

13.5mmφのはんこの材料(象牙)を切ってみました。30Wの機械で、輪切りは3回、縦割りは5回なぞりました。それぞれやりように依っては2回で切れるかと思います。

 

炭化が酷いので、切断面をグラインダーで磨きました。当然厚さが小さくなりますが、綺麗な面が出てきます。そこに文字を彫刻。この黒い炭はいずれ落ちてしまいますが、彫られた文字は残ります。今回はやっていませんが、チェーンを通す穴はドリルで明けた方が良いでしょう。

 

形見の実印等をこの様にしてご遺族の方が使うということも提案できるのでないかと思います。