友達のThinkPad L520にmSATAのSSDを取り付けるべく、
先にmSATA SSDとSeagateの7mmサイズの2TBを発注、納品。
早速取り付けようと、裏蓋を開けてみると…
…mSATAコネクタがない。

LシリーズはmSATAコネクタはオプション扱いのようで、
ほとんどの機種がついていないようだ。
が、ここで諦めるわけにはいかないが、
如何せん、部品がない。
 
そこで、思いついたのが、
格安mSATA変換アダプタを購入し、ヒードガンではんだを溶かしてから
必要なパーツを取り外して、基板に取り付ける
以前はマイコンのはんだ付けの経験があるので、
要領はまだ覚えているつもりだった。
 
・・・!?しかし、ある注意力不足が、失敗に追いやった。
基板側についているはんだの量がモリモリだったので、
本来、適量であれば、隣のパターンに移ることはないのだが、
確認を怠ったばっかりに、モロにその罠にはまって失敗。
 
一番恐れていたショートによる他の機能の破損(映像出力、電源等)
を見事にやられてL520はお亡くなりに(´;ω;`)
 
では、代替品を探すべく、ネットと電話を駆使して、
コネクタ付きのL520を探していたら、全然在庫なし。
 
そこで、仕方なく、高い出費だが、上級モデルの
ThinkPad T520(Tシリーズ)を選択。
 
たまたま近所のHARD OFFにて、適正な価格で
1台在庫していたので、即購入。
 
上級モデルだけあって、mSATAは標準装備なのは確認済み。
あとは壊れたL520からどれだけ流用できるかだ。
 
CPUはT520の方が同じCore i5でも周波数が高いので、そのまま。
メモリはT520が2GB×2枚なのでL520の4GB×2枚と差し替え。
HDDとmSATA SSDは購入したのをそのまま。
光学ドライブもL520のBlu-Rayをベゼルを変えて移植
(ノートPCでかなり神経使う、しんどい作業の一つ)
 
で、意外だったのが、キーボードとExpressCard
T520はUSキーボードだったので、私が使うなら問題ないが、友達に渡すので、
慣れた日本語キーボードを使わないといけないが、
T520は7列、L520は6列と異なっていたので、追加購入。
ExpressCardもL520は54タイプだったが、T520は34タイプだったので、
こちらも追加購入。

おまけでWLANもLenovo純正の6250 WiMAXに変更。WiMAX、役に立つかな。。。
 
キーボードはヤフオクで落札したが、初期不良にあたったため、
入手に時間が余計にかかったが、極上品が届いたため、ラッキーだった。
T520はキーボードを外せばほとんどアクセスできるので、
保守マニュアルは不要だった。
恐るべしメンテナンス性の高さ。
一通り組みあがったら、BIOSのセット。

…?
……?
………?
UEFIがある。
確かL520はUEFIがなかった。
をおっ‼ラッキーではありませんか。

よくよく考えてみれば、L520はUEFIがなかったので、MBRの縛りがかかり、
64bitの恩恵が少し薄かったが、
UEFIがあれば、64bitを120%使い倒せる。
この辺りは、調査してもあまり掲載されていなかったので、
まさに棚ボタであった。
 
早速OSをクリーンインストール
速い速い、UEFIが効いてる効いてる♪
しかも同じUEFI使用のX220より心なしか速い。
 
一応、Windowsエクスペリエンスインデックスを取ったら、
CPU、メモリが8.6
X220も同じだが、筐体の大きさからくる余裕からか、余計に速く感じる。
あとはいつものドライバ当て→認証→バックアップから復元作業
これで完成☆☆☆

これは友達もきっと喜んでくれるだろう。
ThinkPadはこの代がクラシックキーボードの最終モデルなので、
大事に使ってほしいです。