子供の時ってカップのアイスを食べる時に、まず蓋を舐めるじゃない？アレって誰もがやって来たもので、特に田舎ともなるとほぼ全員がやる常識だったりするんだ。
この習慣って身体に染みついてるから、大人になってもやっちゃう訳で十年ぐらい前かな？
都内からこっちに遊び来てた友達に「えっ？何でアイスの蓋舐めてんの…。」ってドン引きされたのね。
か～み～としては極当たり前の事だから正直何言ってんのコイツ？ってなったけど、本来の正しい反応なんだと思う。
良い大人がいきなり…ッッ！！目の前でアイスの蓋を何の躊躇もなく舐め犬の如くペロペロし始める…ッッ！！
下品極まりないと思われても何ら不思議はない！不思議はないんだ！！
しかし！蓋ペロは群馬県民にとって誇りであり！独自に進化した文化であり！大人になる為の通過儀礼なのだ！！
歴史の彼方に消え去った昭和十三年勃発の「蓋ペロ大戦争」もそれを知らぬ県外民のからかいによるものだったと言われているのだ！侮るなかれ！！
さて話がそれてしまったけんども。キノコ採りは採れるからこそ楽しい♪
でもそれはあくまでkouのツモさんが発生場所をわかっているからで、まずこんな場所に入ったりはしないねwww
一生来る事がない場所だもの。単独でキノコを始めるなら、やっている人に聞くのが一番だと思う。教えてくれるかどうかはわからないけどね。
あらかた採ったし林道に戻って来たぞ。
普段ハードな探索をしまくっているので、距離を歩いても全く疲れなかった。慣れてない人だと少し大変かもしれん。
それにしても自然は良いなぁ♪標高が高いから紅葉も所々始まってて癒されるし、何より心が洗われるよマジで！
さぁ！車で別の場所に移動したら再び状況開始…ッッ！！今度の狙いはハタケシメジだ！！
と思ってたらいきなりナラブサ天国！！
ウヒャー！状態も良いしこりゃ採らなきゃダメだわ♪
当然全てのナラブサを奪う！奪う！奪う！
クックック…。後から別のナラブサを狙った人も来たけどな…。
おまえらには絶対にやらねぇ！何人たりとも…ッッ！！
キノコは渡さぬ！！おこぼれもらおうと思っても人生そんなに甘くないんだぜぇ！！
そしてぇ！ノボリリュウタケGETォ！！
中々出会えないある意味レアなチミ！会いたかった！会いたかったよぉ！！
近くにはアカモミタケも沢山生えていた！！
コイツは良いダシが出るそうだ！と言いつつもkouのドゥドゥさんは食べた事はないみたい。
ハタケシメジに関しては残念ながら、踏み潰されていてGETはならなかった。
そんなこんなで～…本日の収穫は…ッッ！！
ウハハハハ！！！！笑いが止まらん！色んな種類がめちゃくちゃ採れたぜ！！
ぶひゃひゃひゃひゃひゃwww
本日のキノコちゃん達は…。
ブナシメジ！ブナハリタケ！ヌメリスギタケモドキ！カタハ！ナラブサ！ヤマブシタケ！アカモミタケ！ノボリリュウタケ！
以上八名…ッッ！！
今日まで生き抜いた勇敢な英雄達である！！
そんな彼等に敬礼…ッッ！！
最後にきのこざんまいポーズでフィニッシュ…ッッ！！
何ともスリリングで最高なキノコ採りは終わりを迎えた！
キノコ屋曰くこの量だと買うと五～七万円ぐらいするそうだ！
帰宅後一番初めにノボリリュウタケを食した。これをシンプルにポン酢でちょちょんとね！そしたらさ…。
めちゃくちゃ旨い…ッッ！！
とてもお上品！高級料亭に出しても恥ずかしくない程…素晴らしい！！
でも食べる直前に気づいてしまったんだ！何気に食毒不明のアシボソノボリリュウタケが混じっている事をwww
危ね～！似ててもわからない物は口に入れるべきではない！！
仮に食べて大丈夫だとしても、致死量に達してないだけとかあるから油断出来ないし即捨てたよねwww
それとアカモミタケ、ナラブサ、カタハと帆立を使ったクリームパスタを作った。とにかくコクが出まくって旨すぎる…ッッ！！
いや～！アカモミタケ良いわ！ここにトキイロラッパタケを足したら更に深みが出るなきっと。
食べ終わってキノコを一つ一つ同定し、汚れを落として下処理完了までに何と！六時間を要したぞ…ッッ！！
幾ら大量に採れたとは言ってもね。アシボソノボリリュウタケみたいに万が一違うキノコが混ざっていたらと思うと…怖くて作業に手抜きは出来ないんだよ。
毒キノコだった場合死ぬ事も十分有り得るのだ！！
生き残る為には真剣に！慎重に！これが鉄則である！！
熊に遭遇し毒とも戦う！！
文字通りキノコ採りはクエストであり！エクストリームスポーツなのだ！！
そして我々は数少ない競技者として！これからも精進をし続けなければならないのである！！
住所:場所はひみちゅにゃの♡