何かに夢中になるって良いよね!何が良いかって…。

己の心が!気持ちが!震えるほど興奮するんだ…ッッ!!

更に…ッッ!!
これでもかと生を実感出来る!こんな最高な事ってないだろ!!


さて最終回を書くとするぜ。
想像してた程分岐はなかった。と言うより全くないに等しいと言うのが正しいのか。


分岐はないにしろとにかくひたすら似た景色が続く。時折土砂が支保工の隙間から流れ込んでいるのが見られるが、大体同じ感じである。


稼働時と比べ坑道内の変化は著しいだろうが、閉山から六十五年が経過しても…尚その姿を保ち続けている。

そう考えると鉱山って凄いよね、地圧がかかりまくってるのに崩れない。


トンネルみたいにメンテナンスしてないからいつかは崩れるのに、現段階で崩落は辛うじて免れている。


ある程度奥へ進んだら土砂の流入はなくなった。破砕帯エリアの中でも比較的この付近は安全と言えるだろう。


それでも普通の坑道よりは危険度は圧倒的に高いのに変わりはない。油断ももちろんしていないが、たまに我に返ると何してんだこんな所で…と葛藤する事もしばしば…。


それでも探索は辞められない!何故なら地上では到底見れない景色がここにはあるからだ。


お…??行き止まりか??でも良く見ると奥の方がやけに低いぞ。ひょっとするとこれで終わりなのではなかろうか。


泥の中に踏み込むと長靴がやたらと沈む。こりゃ無理だ!このまま進んだら確実にin するぞ!!


奥の穴が小さいのは泥の堆積で地面が上がってしまったからで間違いないだろう。そしてそれ以上は続いてないので、ここで攻略完了となる。

いや~!それにしても良く入って来たよな!!我ながら狂ってるわwww


最後に坑道図を載せておく。全体的にとにかく危険な坑道で、最初は本坑の位置も地図つきで載せるつもりだったが辞めておこう。

ちなみに正規のルートの正面直登しての付近にはなく、そのルートからだと本坑には辿り着けないし場所もかなり離れた所とだけ言っておく。特に輝安鉱らしいものはなかったので、気にする必要もないのではないか。


住所:東坑は周知の通り