ちょうちん穴①

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何気に結構前…確か二月だったかな?
奥・奥多摩鉱山を攻め終わって時間が余ったので、洞窟にでも行ってみるかって話になったんだ。

場所が奥多摩だから言わずもがな洞窟がわんさかあるのはケイバーには常識である。とは言っても一般の認知度はほぼ皆無…ッッ!!

何気に奥多摩で洞窟はこの日のちょうちん穴が初めてで、何となく地図にアタリをつけておいたので正直自信はなかった。


現地に到着し素早く装備を整えて石灰岩がある所へと進んで行く。

実は当初の目的はちょうちん穴の近くにある聖穴に行こうと思っていたのよね。

それでたまたまレクリエーションで集まっていた現地人に尋ねてみると…聖穴は水の中を進まなければならないから辞めておいた方が良いと止められたんだ。 


聖穴と言えば三十三年前に行方不明事故が起きた事で有名だが、事故から二十五年後に遺体が発見されたんだよね…。

発見者と繋がりがあるので当時の話を書ける範囲で簡単に書くけど、ケイブダイビング中に偶然見つけ通報したと言う。その後の搬出作業は色々と大変だったそうだ。


そうした話を聞く度、安全を最優先で探索しなきゃなと改めて思う。

話を戻そう!
ここでちょうちん穴らしき石灰岩を発見!上が洞口かも!とか~み~が勢い良く登るぜ…ッッ!!

しかし見つけた穴はまさかのクボーミィだった!!

『何だよ~!』とガッカリして気が抜けたその瞬間…枯れ葉に足を取られ滑落!背中をしこたま打って虫の息にwww

人間本当に痛いと言葉は出ないし心臓バックンバックンするよね!きっとダメージがデカいとショック死するんだと思うww


そのクボーミィから少し場所を移動すると足元に小さな穴を発見! もしやこれがちょうちん穴なのか??


取り敢えず日没も近くなって来たので、ここでいつもの記念撮影をして白い狐さんに先に突入してもらう。


て言うか大丈夫なのかこの穴は?人一人がやっと通れるレベルの洞口じゃないか!!


足元が見えないのは怖いけど、それを全く気にせずどんどん行く白い狐さんは凄い。か~み~は当然見ているだけだ。


突入したきりしばらく戻って来ない…。
見た感じ緩い竪穴系の洞窟っぽいが…これならフリーで全然行けそうってか白い狐さん何処行ったwww?


声は聞こえども姿はなし。下に行けば行く程狭くなるけど本当にここがちょうちん穴であってるのかね??


ってかいた!いやいや何してんのよwww
どうやらこの狭さがとても居心地が良いらしい。気持ちは凄いわかるけども。


取り敢えず何処まで行けるか謎なので、ここでも先に行かせるのがええよね。


凄ぇ!!何か通り抜けて更に隙間をくぐり抜けたみたいだけど、凄い高い位置にいるwww


行けそうなら行くっきゃない。この狭い壁と壁の隙間は…ダメな人だとパニックになる系統のソレだ。


上手く移動しないと身体が擦れて痛いし、振り返ろうにも結構大事だ。


上に登れるかやってみても身体の自由が利かないからすぐにズリ落ちてしまう。流石に白い狐さんみたいに狭い所を無理矢理くぐってってのはしたくないwww


フヒヒ…。苦戦は強いられるけど妙に落ち着くぜこの空間!しかもライトを消して暗闇と無音を同時に味わえるのがたまんねぇ~。

普段の日常だと暗闇はあっても…必ず生活音が何かしらするじゃない?洞窟って水が流れていないと本当に無音だから最高だよな!!

さて!どうやって白い狐さんがあそこまで行けたのか?気になるよね?だよね?取り敢えず次回動画載せるから詳しくはそれ見てけろ!!