これで三度目になる気奈沢の洞窟探索。イマイチこれと言った穴が見つかっていない。

情報によれば四つあるらしいのだが…単独だとどうも時間がかかってしょうがないので、この日穴デビューを果たす足利と共に行く事にしたYO!!


前は都内在住だったが転職を機に埼玉に引っ越したので、群馬からも近くなった故に今回の探索が実現したのだ。

思えば足利とは某サイトのオフ会で出会い皆の前で『おい!足利尊氏のモノマネやれよ~!!』と無茶ぶりをして『余が足利尊氏じゃ…。』とまさかのそれにノッて来たノリの良さから仲良くなった異色の存在だったりする。


もちろん本名は足利などではない!その時につけたあだ名がそのまま彼の中で今も生き続けているのだ。

そうだなぁ…かれこれ六年以上の付き合いになるのでは?何気にSNSで知り合う人の方が仲良くなるから面白い!中には変な人も多いけど趣味や性格が合う人間を探すにはもってこいだと思う。


まず最初に『友達に見せたいから写真撮って!』とおねだりをして来やがった。 

欲しがり屋さんかバカ野郎…ッッ!!

と思いながらも装備品を身につけさせて撮ってやる優しいか~み~。

素人目から見てやってる風に見える格好がしたいらしいが…かなり嘘臭く見えるww

面白いのが事前に長靴用意しとけよ!と言ったらまさかのウェーダーを買って来たぞwww


水没とかならまだしも蒸れるし、とにかく動きにくい。普通の探索には向かないが、完全にやる気になっている足利の心意気を余計な一言でへし折る訳には行かない。

それなので『良いのチョイスしたね!』とヨイショしつつ…取り敢えず地獄を味わってみれば段々と理解して行くだろうクックック…。と心の中でそっと呟いた。


時期が時期だから仕方ないが群馬の洞窟のある地区は、雪が度々降る為そろそろと言うか結構アクセスが厳しくなりつつある。


雪があると当然危険度は一気に上がり滑落する可能性も上昇する。それでも辞めない理由はただ一つ…ッッ!!
   

常に走り続けていないと己が錆びついてしまうからだ!!

実はね…皆さんにずっと黙っていた事があります…。

僕はね…一人だと孤独を感じて切なくなっちゃうんです…。家にいると病んでしまうんです…。だからお外に出るんです…。見た事のない景色を見て…大変な思いをして…それでようやく生を実感出来るんです…。


何てな!そんなのは遥か昔の事だがな!!
人間とは変われば変われるもので修行を続けていると精神も強くなる…ッッ!!

故に今はまず病む事はない!!
ネガティブになる事もない!!
悩みもなくストレスフリー…ッッ!!


何の話をしたかったのか飛んでしまった所で穴発見!!労せずして発見したので拍子抜けな所はあるが、まぁ…足利もデビュー戦だしちょうど良さそう。



まずは足利を完全放置で記念撮影…ッッ!!
ふむ!取り敢えず軽く中を見て行けるか確認しとくか。


まず洞口から左の方に進むと天井部分が一気に高くなっている。しかし二次生成物は全く見られない。


左はこれで終わりだが右側が奥まで続いてる様なので初心者向けの洞窟にはもってこい。
でも問題は足利がここまで登って来れるかなんだよなwww


最悪の場合を想定して20mロープで洞口まで行ける様にするのだが…。


やたらと苦戦して一向に進まない…。これは運動しているかしていないかの差なのか、都会人とグンマー大帝国との差なのかわからないが…。


圧倒的に機動力が低い!!それに比べ…ッッ!!
幼少期から野原を駆け巡り!川で泳ぎ!お腹が空いたら山で果実や山菜を喰らう…ッッ!!

そんな生活に慣れている言わば自然の申し子な我々帝国民にとっては山の斜面は階段を登るのに等しい行為…ッッ!!

ロープを使うまでもなく!難なく登れてしまうのだ!!
反面足利は少しも登って来れずにズリ落ちるのを何度も繰り返す…ッッ!!


それから何やかんや十五分かかってようやく足利も無事洞口に到着www

ここからが本番!初めての穴が足利にとってどうなるのか?カマドウマにビビるのか?狭さにヤラれるのか?そんなこんなで続きは次回にしておく。