前に単独で探索に来た時に発見したもう一つの温泉マーク。この前深山鉱泉のネタを書いた時に情報提供を頂いた場所と何故か合致するこの場所…ッッ!!

深山鉱泉→荒船鉱泉→西ノ牧鉱山の流れで寄ったのだが、残念ながらネットに情報が全く出ていない…ッッ!!


国土地理院の地図には記載されてはいても現在この場所に温泉は無い!だが気になったら調べたくなるのがマニアってもんだろうがぁ!

ってな感じでバイクを走らせて現地へと到着!そこでそそられるものを幾つも発見した。


ヴォロヴォロに朽ち果てた廃墟だ!これはたまらん…ッッ!!

いや~久しぶりに廃墟見るとやっぱり萌えるねwww
穴ばっかりじゃなくてたまに原点に戻ると興奮度が半端ないよな!


旅館荒船鉱泉の看板が落ちてしまってるがかつてここは温泉旅館だったのだ…ッッ!!

きっと経営出来なくなって辞めてしまったんだろうけど、この手のボロ宿は半端なくそそる!
綺麗なホテルより壁に穴が空いてたり虫とか出そうないかにもな旅館や民宿が愛おしい!愛おしいんだ…ッッ!!


それでは早速見ていくが光が反射して少々見にくい。もしやここが玄関だったのかな??


中は今にも営業出来そうな雰囲気が漂っていた。この手の汚れなら田舎のおばあちゃん家とかと大して変わらないからまだまだ行けるぞ!


レトロな冷蔵庫ってこうシールとかベタベタ貼ってあるのは良く見るけど、やっぱり旅館だけあって綺麗なままだ。

時代を感じさせるこの持ち手の形状素敵すぎる!

思わずもぎ取って武器にしたいくらいだZE…。

 
古き良き時代の民家って感じで廊下も長い。かつてここに泊まった親子連れの子供達がドタバタしながら走って行く姿が何となく見える気がした。


裏手に回ると下はピロティみたいになっていて、さっきの玄関的な部分からちょうど一段下がって通り抜けられる様になっている。


覗くとこれは石垣??源泉の関係上こうしているのか??
この手のものはラッパーK氏が詳しいのでコメント欄で解説してもらおうww


再び表に回って近づいてみると荒船鉱泉の名前がくっきりと!しかもこの字体すんげぇそそるぞ!

しかも荒船鉱泉の鉱の字がを使ってる所が良いよね!!


いつ創業していつたたんだのか情報は皆無だが、源泉温度はどうやら12.1℃でナトリウム・カルシウム塩化物泉だったらしい。
わかってるのはそのぐらいなので情報お持ちの方は是非教えて下さいませ!


それにしてもこの近辺のお店とかは潰れるお店が多い。254も通過する為に使われる事はあっても観光で使われたりはほとんど無い。
なのでこっち方面に来る人はほとんどいないだろう。

荒船風穴が世界遺産になったとしてもそれ単体だけではあまりにも弱すぎるし、見所もそんなにある訳じゃない。
周りに行きたいと思える場所が無ければなかなか足を運ばないんじゃないか?

駐車場から風穴までかなり歩くし、場所が遠すぎるから他の観光地に行くにもかなり時間は取られるから好んで来ようとは思わないだろう。


それはそれとしてこの荒船鉱泉なかなか味のある廃墟だった。出来れば現役時代に泊まりたかったなぁ…。


何気にこっち方面にはたまらない場所が結構ある。254沿いにほぼ固まっているので興味がある人は↓を参考に訪れてみると良いぞ!傀儡は撤去されてしまったけど探せばまだ何体か居るのかもしれない。


※5/21 追記
祖父母がこの旅館を経営していたと言うМさんから情報提供を頂きました。
30年程前に市街地に引っ越す為に旅館を廃業し売りに出したそうです。

当時は林間学校の子供達で賑わっていたり、Mさんも小さい頃良く泊まったとの事で…ひょんなキッカケから少しでも当時の事を知れて嬉しくなりました。

住所:甘楽郡下仁田町南野牧6901(茂木ドライブイン)の先を過ぎて行くと左側にある(地図参照)