アメブロにコメントして来た長永さんと栃木に合同探索に行って来た。
この長永さん鉱山!穴!廃墟!B級スポット!歴史!城!鉱物!そしてテューミュラス…ッッ!!これらが好きでかつ是非一緒に入って探索したい穴があるとの事で昨日早速行って来たぞ!

まず鉱山に着く前に「そうだ!これから行く鉱山とは別に紫水晶が採れる場所があるので、そこに案内しますよ!」と言ってくれた。
そう!前から何度も紫水晶を採ってみたいと書いてあったのを見てそれなら…と思ってその産地に案内してくれたのだ!

そこはパッと見普通の山の斜面で「ここって鉱山ですか?」と聞くと「ここは違いますけど採れるんですよ!」と教えてくれた。



1時間程で水晶、紫石英、紫水晶がそこそこ採れた!うおー!初めてだからこの紫に感動する!



何気に拳大の紫水晶クラスターもゲット!
自然の神秘って凄い!やっぱり水晶が一番好きだ☆

さてそこから車を走らせる事30分で引田鉱山に到着!



今回の目的はこの鉱山の水没坑道の攻略だ!車を停めてお墓の横をすり抜け少し登ると早くも坑道を見つける事ができた。



アクセスは容易…しかし何故こんな所に掘ったのか?恐らく当時はお墓が無かったのだろうな。車を停めて2分で坑口って加蘇鉱山並だなwww



さて肝心の坑道は…結構な水没!てか泥の堆積で坑口が一段上がっている分、滑り込む様にして入らなければならない!
試しに棒で深さを測ると既に胸まで浸かるレベル!

水抜きをすれば行けなくも無いけど泥もある上に坑道が狭いので下手したら溺れ死ぬ可能性が非常に高い!なので断念し一旦車に戻ってウェーダーを脱いで再び探索を始めた。



この林道から入って行くけどどうやら鉱山施設と思われるものは反対側にあるらしい。しかし今回メインが穴探しの為、そちらへは行かずにこっちから攻める話になったのだ。



しばらくは緩い感じで続くがすぐに道が無くなり「ここからがキツいですよ。」と言われたらもう逃げ出したくなるが…そこは男の子!
「いやぁ!余裕ですよ!」とサラリと躱す…ッッ!!



ウウ…!そうは言ったものの確かにキツい…。だがこんな所で諦めたらチキン野郎の根性無しになってしまう。だったら弱音なんて吐いてたまるか!

とか思ってもやっぱり足が踏ん張れず痛く苦しい…。
やっぱりまだ早かったか…なんて思いながら必死に食らいつき、ようやく尾根まで到達!



ハハ…思ったよりも大変じゃ無かったぜ!クリアしてみたら、所詮こんなもんよ!



尾根から山の反対側に少し下ると潰れた坑口っぽい雰囲気の場所があった!
形状的にも水の流れ具合からも非常にその可能性が高い。
とりあえず二つ目も入れず…ッッ!!

再び戻って尾根を進み右にそれて歩くと、長永さんが急に振り返りニヤついた顔でまた言ってきた。



「ここから更に険しくなりますよ。」


マジかよwww

さっきの尾根で終わりじゃないのか…。
ハアハア言いながら上を見ず足元を見て何とか進みクリアしたら、長永さんがピタッと動きを止めた。



「今度はここを登ります。」


もう勘弁してくれww

今までの鉱山の中で最もキツい。まさに地獄!こんな所まで来るマニアは果たしているのか??
と言うよりそもそも道じゃ無い段階で来ないとは思うんだけど、他に正規のルートは無いのかwww

そして再び長永さんがニヤリと笑った。嫌な予感しかしないwww



「これがラストです!でもかなり険しいので落ちないで下さいね。」


地獄 …ッッ!!もう逃げたいww



結局一番上まで来たけど穴は無く…巨大な岩峰があるだけだった。
これが石灰岩なら洞窟あるかも!ってテンション上がるけどそれも無く…推測では山の反対側にあるんじゃないかと思う。

驚くのが長永さんはここを10回以上探索しているそうだ。しかし穴の発見に至らず…水没坑道にチャレンジしたかったが、入れなかったので余計に悔しかったのだろう。



でも何気にね水晶クラスターが水没坑道に転がっていたのでゲット!クリーニングしてみたら結構綺麗になった。
拳2個分の大きさの母岩に小さい水晶が表裏ビッシリ!数えてみたけど200以上はある!

戦利品はあったけど…一言で言うなら…もう二度と登りたく無い!なのでどなたか穴情報があったら是非教えて下さいませ!


住所:栃木県鹿沼市引田