上野村に洞窟探索に向かってる時に、他もついでに見ておこうかなと思って万場を回っていたらたまたま気になる看板が目に飛び込んで来た。
その名も...。



黄金ランド...ッッ!!

皆様は「~ランド」って言うと何を連想しますか?
ディズニーランド?富士急ハイランド?
違うな...男なら黙って!

藤子不二雄ランド一択だろ...ッッ!!
え~わからない方は諦めて下さいwww
ピンと来た方はなかなかの通でございます!



さて一体何が黄金なのか??
大変気になる所だがとにかく歩いて向かってみようじゃないか!



するといきなりおばさんが訝しんだ感じで話しかけてきた。
黄金ランドについて尋ねてみると、どうやら旦那さんが名づけたと言う。
福寿草を育てていてそれを販売する時に、目立つように作ったらしい。



「今は何もありゃしないよ。」と言いつつ案内してくれた。



「ああやってね全部手書きでねぇ...。」
と懐かしそうに語ってくれた。
昔は人がたくさん来て行列ができて賑わっていて活気もあったそうな。



今はもう辞めてしまってその面影のみが残っているのだが、当時の雰囲気は何となくだが伝わって来た。



「この看板の裏にも文字が書いてあるよ。」と言うので裏を見てみると...。



びっしりと書いてあった。結構色々な場所に言葉や教え的なものがある所を見ると、かなりこだわりを持っていた人の様に思える。良くこのパターンで電波系のメッセージがある場所を見るが、そう言った感じの雰囲気を持ち合わせているのがここの面白い所だな。



マムシ注意か...そこそこ出るんだろうな。山の中よりもこうした人の手が加わってる場所の方が蛇に遭遇する確率が高い気がするのはなんでだろう。



園内は荒れ放題で手入れはされて無い!
マムシ出現率がかなり上がる事は間違いあるまい!そう!ピラミッドから黄金の爪を持ち出した時の敵の出現率並にな!



進入禁止の場所が多くて入れなかったが、大体園内は目視で確認できる程度の広さだった。



あの歓迎と書いてある作業小屋で福寿草を販売していたと、おばちゃんは少し寂しげに呟いた。



普段は立ち入り禁止にしているこの場所、見せて頂いたのは大変貴重だと言えよう。
福寿草はもう販売してはいないが、ゴールドラッシュの如く一瞬だけの輝きを見せた黄金ランドのかつての姿は...何となく感じる事ができる。


住所:万場高校(多野郡神流町生利1549-1)が見えたらその手前を左折して71号線を上って行くと左側に現れる。