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足跡地図

日々の足跡。

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2日目から全く宿を取ってなかったので、起きた後にその後3日くらいのスケジュールを考える。結果、とりあえず同じ宿にもう一泊することに。

朝、出発前にホテルの支配人に言われた言葉がとても印象的だった。


「まともなインド人、歩いてる人にいきなり声かけないよ。
 こないだも日本人でお金取られた人いたね。気をつけて。」


…インド人の人に、流暢な日本語でこんな事言われるとは思わなんだ。

宿も決めた所で、とりあえずDehli観光に出発。
感想は…うーん。そこそこ?
やっぱそもそも好みの問題があろうのだろうけど、がつん!っていうインパクトは無かったなぁ。ジャーマ・キラーは其処まで細かい作りな訳でもないし、ラール・キッドは庭園の作りがぞんざいな様に感じてしまう。まぁ、多分世界指折りで細かい日本庭園を見て育ってる訳だから、「細かさ」とかって尺で見るのがナンセンスだろうか。

そして、午後3時位だと思っていた電車が夜発だった事に気づき、余った時間でコンノート・プレイスへ。Dehliの中心商店街みたいな場所だ。
よく解らない客引きが超多い。だけど、声の掛け方は決まってみんな一緒でだんだんうんざり。「僕ガイドじゃないよ、学生なんだ!お金とか要らないから大丈夫!」

学生なら何故ここに居る。学校いけ。

と思いつつ、とりあえず片っ端から断る。
が、しつこいのとかもいてキレそうになる。
日本じゃ人生の中で片手で数えられる回数もキレたこと無いけれど、結構真剣にイラっとくる。
"I don't need your help."
"I said to you. "NO THANKS." Don't come with me."
もう何度言ったか解らない位。

声かけるにしてももうちょっと頭つかえよ。と思いつつ、宿でバックを回収して、アーグラ行きの電車にのる。行きはA/C一等の一番高い席で、同席したおじちゃんは日本に来た事がある人だったらしい。なんでも、筑波大に研究に行ったのだとか。結構綺麗な英語を喋っていたのだけど、流石に解らない(訛りが強くて聞き取れないではなくて、単純に難しい)言葉があったりでつたない会話だったけど、優しい人だったなぁ。到着駅で起こしてくれたり。

お礼を言いつつ、ガイドブックに載ってた宿までオートリキシャで移動。
オートリキシャ、大体最初はもの凄い値段をふっかけてくる。倍かそれ以上。
地球の歩きかたに載ってる値段も、実はそれ自体が日本人観光客価格なんだろーなぁ。とは思いつつ、とりあえず最低限それ位の値段までは値切る。で、支払いの時に10か20位上乗せて払う。
と、大体いい感じの後味になる。(まー、だからなめられたりするのかも知らんけど…)

三泊目の宿は一泊1500rs。たっか!と思いつつ、日本円にすると3000もしてないのだけど。でもまぁ、タージマハルまで徒歩5分で、A/C完備、ダブルベッド、お湯もばっちりでもう外も暗くなってるしで…ならまぁいいかなぁ。と妥協してそのままCheck in。ホテルの屋上にある食堂?レストラン?で、喉の痛みと戦いつつご飯を食べて就寝。
Hong-Kongでの乗り換えで、日本人の子と相席になる。聞けば、初海外旅行で初一人海外。そして何故かインドを選び、初日の宿も迎えも何も予約してないまま来ているらしい。色んな意味でBraver過ぎる。もう学生さんでもない男の子とはいえ、流石にそれはちょっと危ない気がして、同じホテルで空きがないか聞いてみようか?とすすめてみた。

深夜24時くらいに、インドはデリーに到着。
空港から一歩出ると、タクシーの客引きの嵐。ひっきりなしにクラクションの音が聞こえ、交通ルールってなんですかっていう様相で車が走っり抜けていく。
むわっとした熱気と共に立ちこめる砂埃で、ああ、違う国に来たんだな。とちょっと実感する。

ネームカードを持った人を発見し、タクシーで一路ホテルへ。
もう深夜だというのに、何故か6車線?近くある車道のすぐ横を普通にぺたぺたと歩く人たち。空港近くで、特に住宅街でもないのに。
…一体どうしてこんな所にいるんだろう?と、その時は思ったが、後になってみれば、その近くの道路やバラックが彼らの家だったのだろうと思う。

日本とロンドン以外では共通なのかと思う様なスリルドライブを経て、初日の宿に到着。
一泊900rs(日本円にして1700円位)でどんなもんだろう…と、多少ドキドキしつつ、冷蔵庫もあればエアコンもある。ベッドはダブルベットでシャワーからお湯も出る。結構まともな宿だったんじゃないだろうか。後々これが大分しっかりした宿だったと知る事になるのだが。

同じ宿に泊まった男の子と、ホテルの支配人おすすめのレストランへ。良くわからないので、メニューとにらめっこしつつ適当に頼む。…頼みすぎじゃね?ってくらい、テーブルの上にずらりと並ぶインド料理。しかし正直食べる前から喉が痛い。

だけど味はおいしい。なんとか食べすすめていると、隣のインド人が声をかけてくる。インドで日本人はまだ珍しいらしく、なんでも製薬会社に勤めている人なのだとか。しかし、アクセントが強すぎて何を言ってるのか断片的にしか聞き取れない。

相席していた日本人の子が酒を進められる。え、ちょ、まだインドに微塵も慣れてないのに大丈夫か君。ていうか、知らない人から進められたものに手ーつけちゃいけないとか、ガイドブック読んでないのか。バラーナシ行き止めてジャイプール(出身地らしい)こいよ!!とか、押しが強い上に胡散臭い。

とか思いつつ、進められるままにウィスキーをストレートで飲み出しちゃったあたりから、もしヤバそうだったらあたしが引っ張って帰れば良いかと思い「まぁ、これがインドか…」とかって無我の境地。


元々喉が痛くてお酒どころではなかったので、誘いも断りつつホテルに戻って初日は就寝。
今月の頭くらいに、ちょっと喉の手術をしました。
といっても、10分で日帰り(入院なし)のちょっとした物ですが。
何をしたかっていうと、喉の所の肉をちょっと削りました。

術後3日位は何もしなくても(飲み食い喋ると更に)痛く、
5日目位から食事毎に1L位水を飲み(冷えて飲んだ後は
痛みが引く)つつ、10日目過ぎから痛みも引き。

今日術後確認の為に病院に行った所、
めでたく完治した様で。


手術前の説明では「術後も特に声は変わらないよ」
とのことだったんですが。
さてどうなったんだろうと思いつつ、
少しだけ喉に集中しつつ声を出してみる。


…んんー?


高音が出やすくなった。…気がする。

高音が出やすくなったというか、
物理的に喉を遮っていた部分がなくなったので、
空気が通りやすくなった(=高音が出やすくなった)様な。

あと、だみ声っぽいのが出づらい。一応出るけど。
引っかかる部分がなくなったからだろうか。

低音は特に変わらず。
まぁ、別に口に近い部分で出てる音でもないしなぁ。


だけど、まだ手術跡のあたりを思い切り使って
ミックスで歌おうとするとたまにむせる。
ので、様子をみながら少しずつ慣らす必要が
あるんだろうなー、とか。



しかし、またボイトレ復活させたいなー。
最近めきめきとへたくそになってるのを感じる。
まぁ、練習時間減ってしまってるからなぁ…。
また仕事し出したら。うん。
今日の昼間に帰って来て、とりあえず洗濯機をまわしながら
郵便物とかの処理をしながら英会話やりつつ梨を食べる。

とりあえず、10日で2,3kgくらい減った気がします。
出る前にはからなかったけれど、体感的に。
まー、1日1.5食位しか食べてなかったからかと。


旅行記全体を起こすのはちょっと手間なので、
先に出国直前位に書いたページの分だけ。

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どんな。とか、具体的に言いがたいけれど、ここには勢いがあると思った。
路上で生きる人事を当然にする人と、東京と遜色ない生活の人が混在する国。
身分制度にあきらめる人たちと、より裕福な生活を求めてビジネスに奔走する人たち。
だけど、正直まだまだ混沌の中だと思う。

どうしたらこの日常が変わるんだろう。
そんな傲慢な事を考えながら歩いたりしていた。

路上で宙をみたまま動かない人、
平然と割り込みながら先に進もうとする人。
一国で10億人にのぼる人口を抱えるこの国では、
貪欲に生きる人も、無為に生きる人も沢山いて、
そのコントラストに目眩がした。
信じられない様な光景も沢山あった。


喧騒とモラルの無さにうんざりした次の瞬間、
それでも右往左往するあたしに”あっちだよ”と
笑顔で教えてくれた青年がいた。

できれば、道中を助けてくれた少年たちの未来が、
よりよいものになる事を信じたい。
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