主人(あるじ)として | The Dark Side of the Moon

The Dark Side of the Moon

以前The Dark Side of the Moonというタイトルで書いていたブログの続編です。


SでもMでも、初めは誰でも未経験者、初心者です。 Mの側は、ある程度経験を積んだ御主人様に導いてもらうというスタンスでいいでしょう。 ではSの側は? 主人はそういう訳にはいきません。 なにしろ調教では主人が主導権を握り、全てを考え決定し、実行しなければならないからです。 まあごく稀に、「自分も初心者だから一緒に勉強しながらやっていきましょう」という関係性もあるのかも知れませんが、基本的には支配者と従者の関係ですから。 では、全くの初心者のSはどうしたらいいのでしょうか? 事前にシッカリ調べて勉強する。 それしか無いでしょう。 私の場合はネットです。 今はインターネットという便利なものがあるのですから、ネットをフルに活用して勉強して下さい。 あるいは、SMバーのような所に行って実際に観る。 縛らせてもらう。 店によっては縛り方教室のような事をやっているところもあるのでそういった講習会に参加するのもいいでしょう。 いずれにしても、実際に生身の人間を縛る前にシッカリと勉強してある程度は知識を身につけることです。 ただ闇雲に縛ったのでは相手を怪我させてしまうかも知れません。 筋を痛めたり、脱臼、骨折、血行障害等々。 相手の自由を奪い不自然な体勢で縛り上げるのですから当然危険が伴います。 どういう縛り方をしたら事故を未然に防ぐ事が出来るのか? 主人としてはその危険性をシッカリと認識し、怪我の可能性を限りなくゼロに近づけるようにしなければなりません。 縛りだけでなく、あらゆる事に神経を使い少しでも異変があればすぐに対処出来るようにしておかなければなりません。 その為には、調教中であっても常に冷静でいる事。 主人が興奮して調教に没頭してしまっては、相手の小さな異変に気付く事など出来ませんから。 夢中になり過ぎずに、どこか冷静で気を配る。 主人は自分の欲望のままに好き勝手やっていると思われるかも知れませんが、これで結構気苦労が多いのですよ。 あくまで安全に、奴隷を歓ばせ満足させる。 傍若無人に好き勝手な事をするというよりも、むしろ奉仕の精神に近いものが無ければ出来ないかも知れませんね。 主人が奴隷に奉仕する なんだか立場が逆転しているような感じですが、それくらいの気持ちが無いと主人は務まらないかも知れませんね。 
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