こんにちは、イケダです。
先日、職場体験実習に参加したAさんから内容の振り返りがありました。
「メモを活用できなかった・・・。」
職場体験先の企業から示された指導方針は以下の3点。
①担当指導員から仕事内容を説明
②Aさんが仕事内容のメモをとる
③メモを参考に仕事をする
結果としてメモをとった内容が読み返しても分からず、担当指導員に内容を再確認する場面が、何回かあったようです。
ラルゴ神楽坂では【実務トレーニング】の中で、メモをとるコツをつかむカリキュラムも実施しています。
このカリキュラムは、メモをとる習慣をつけること、、内容を正確に理解することを目的にしています。
直近に実施した例では、電話対応の場面を想定した練習を行いました。
受講者は、オフィスにかかってきた電話を受ける役割で進めます。
①電話を受ける
②通話内容を聞きながら内容のメモをとる
③メモを担当者役に渡す
いきなり音声を聞きながらメモをするのは大変なので、まず最初は通話のセリフが書かれている紙(台本)を見ながらメモをとって練習。
次に、スタッフが通話のセリフを読み上げて、それを聞きながらメモをとる。
このような流れで、少しずつステップを踏んで練習しています。
あとで読み返したときに内容が理解できないと、メモをとっても意味をなくしてしまいます。
メモをしたご自身が読み返した時にも、そのメモを他の人が読んだときにも、理解できるようにメモがとれるようになってほしいです。
イケダ