Cheers!~在米ピアニスト日記~ -24ページ目
8月2日から17日まで、ペルージャ音楽祭へ行ってきました。

6年前に今アメリカでついている先生と出会った思い出の音楽祭。

6年ぶりに会う、懐かしい顔ぶれとの感動の再会を果たし、音楽祭はスタートしました。

2週間の期間中、8回のプライベートレッスン、3回のマスタークラス、2つのソロコンサートに、1つのコンチェルトをオーケストラと演奏させていただきました。

自分が関わっていなくとも、参加者が演奏するマスタークラスは毎日3箇所で行われていて自由に聴講できるし、コンサートは毎晩6時と9時から、2つずつありました。

ここまで充実した音楽ライフを送れる音楽祭も珍しいと思います。

そして、ペルージャは美しい!

町全体が丘になっていて、町の中心地へ行くための大きなエスカレーターがあります。

町から町へ移動するエスカレーター。(こう書くと、何だか未来都市のようですね。笑)

長い階段でもいけますが、本当に丘の上に町があるのです!

見渡す限り美しい、中世の色を濃く残した町。

至る所に古代ローマ時代の遺跡が見られ、コンサートが行われる場所もフレスコ画がびっちり天井に描かれた場所だったり、細部まで美しい彫刻が施された教会、地元市民がジェラートを持ちながらゆったり楽しめる野外ホールなど、とても面白かったです。

野外ホールではバイクで旋回するお兄さん方に邪魔され、一時演奏を中断せざるを得ない事態になったり、コンチェルトの1楽章と2楽章の間に犬がオーケストラの中に紛れ込んだりとハプニングは続出でしたが、、、ここはイタリア。

ハプニングがあってこその国、心大きく、笑って許せる空気がここにはあります。

人々はのんびり人情厚く、毎日2-4時はシエスタ、路上で風情豊かに楽器を弾く人がたくさん、日曜日はお休みの日。

週末の夜は活気があって、バーは笑い声と恋人たちと、歌声のような大きな喋り声で溢れ返ります。





今回は、とにかく“多くのこと”を吸収したかったので、ほぼ全てのレッスン・マスタークラスに違う曲で望み、面白いと思った人には進んで声をかけにいきました。

そしてコンサート後はバーなどでナイトライフも楽しみ、たまには教授陣とも飲んでみんなで少し酔っ払って。(音楽家のジョークはたまにブラック過ぎます。笑)

結果的に多くの価値観に触れることができて、とても色濃い2週間になりました。

たくさんの人と出会った中でも、良く行動を共にする仲間は限られてくるものです。

人生に一度の夏だけの集まり、たった2週間だけどお互い刺激しあって、楽しんで、毎日異国の地でファミリーのように心を許しあっていた友人10人。

パーティー仲間でもあり、たまには真剣に、夜中まで噴水がある広場の階段に座ってお気に入りのケバブ片手に語り合ったり、カードゲームを楽しんだり。

こういう場で出会った人たちとは特別な縁でつながるような気がしています。

今の時代はFacebookがありますから、別れた後でもグループメッセージで今もたまにやり取りできるのが嬉しいです。

皆が言うことは同じ・・・思い出を語り、笑い話を思い出し、来年も集まろう!ということ。笑

たくさんの方々、教授陣の方々のサポートのおかげで私たち参加者は多く学び楽しむことができましたが、各国(アメリカ、マレーシア、韓国、ドミニカ共和国、ハワイ、リトアニア、ボリビア)から集まったこの自由人10人の友人たちには、特に感謝しています。

知り合って間もないのに、彼らに色んな意味で元気付けられ助けられました!

音楽の世界は狭いので、またいつの日か絶対に再開できるでしょう!

それに彼らの多くはアメリカで学んでいるので、お互いに会う機会はまたありそうですドキドキ

もう一つ、面白い出会いがありました。

ペルージャに住んでいるロシア人のジャズピアニスト・グレッグとの出会いです。

音楽祭の参加者ではありませんでしたが、友人の一人は何かの拍子にひょっこり出会ってから私たちグループと良く遊ぶようになり、音楽祭の全てのコンサートに顔を出してくれました。

一度、私のカードがATMに吸い込まれるという事件があったのですが、英語の通じない警察官に私が道端で一生懸命説明しているのをたまたま通りかかったグレッグが見つけてくれて、イタリア語で通訳して助けたりしてくれました!

地元に友人ができると便利・・・という話ではありませんが、出会いって面白いなと感じたエピソードです。





音楽祭の話は書いても書いてもつきません。

まだ思い出が鮮明すぎて、何から書いていいのかわかりません。

次はマエストロ・セルゲイ・ババヤン氏とのコンチェルトのお話、リハーサルのお話、先生方との思い出など書きたいと思います。

良い週末を・・・


Rui
旅の途中に、おもしろい!これは家族や友達に話さねば!と思うことが多々あるのですが、すぐに何が面白かったのか忘れてしまいます。

なので、今回は何か気がついたらその都度メモしてみることにしました。

と言っても、結局3ヶ月の旅中で1週間分ほどしか残せませんでした。笑



アルバニア:
暑い日、38℃越え。外でアイスを買うなり、見るからに喉を乾かせた小さな子供たちが「頂戴頂戴」と寄ってきてあげずにはいられなかった。食べたいときにアイスを普通に帰る幸せ。。。

アルバニア:
街中にウエディングドレスショップと仕立て屋さん。洋服はお店で買うより、仕立て屋さんに行くのがまだ主流らしい。

ウィーン(乗り換え):
オーストリア航空、さすが機内の音楽が、シュトラウス作曲の"ウィーンの森の物語"おしゃれ。

イスタンブール:
空港でのパン屋さんに感動。日本も負ける豊富なパンの種類、そしておいしいの!

マセドニア(バスで国境越えの検問):
チェリストのチェロケースを危険物扱いされ、銃を持った警備員の前で、そして見守る乗客皆の前で開けさせられる。ケースの中には保護のために大量の下着やタオルが・・・ものすごく恐ろしく恥ずかしい瞬間。

マセドニア:
スコーピエ。道路は整備されてなく、人々も悲しげ、ショッピングモールに人はいなく雨のせいもあって町が沈んでいる印象。だけどイブニングドレスショップが山ほどある。ギャップを感じる。

ラトビア(乗り換え):
空港で飲んだバナナ&パッションフルーツの濃いヨーグルトジュースがとてもおいしい。カロリーも値段も高い。

リトアニア:
ここの国の人たちは完全に、海草・野菜不足だと思う。笑
毎食乳製品。何にでもサワークリームをかける。チーズだけが入ったクレープにサワークリームをかけて、そのランチのデザートにリコッタチーズにジャムをのせたものや、苺に大量の砂糖と牛乳をかけたものを食べるからびっくり。おいしいけどびっくり。





ところは変わってボストン。

近くのビーチへ行ってきました。

もう泳げるような気候ではありませんが、しかも今日は曇りですが・・・ただ座って、ぼ~っとリラックスするのにはぴったりな気候。

夏の色々を思い出していました。

Cheers!~在米ピアニスト日記~

遠くに見える街がいつも住んでいるボストン、ここはクインシー。

地下鉄で40分ほどです。

Cheers!~在米ピアニスト日記~


Rui
昨日、無事に3ヶ月ぶりにボストンへ帰ってきました。

見慣れた風景に、英語が飛び交う地下鉄、コーヒー片手に歩く人々、今となってはここボストンは第2のホームです。

カプチーノとクロワッサンの朝食ではなく、NYの空港でアメリカンコーヒーとベーグルの朝食を食べながら、アメリカに帰ってきたんだなぁと思いましたハンバーガー



ヨーロッパでの日々は毎日濃く、刺激もたくさんでした。

いろんな地でほぼ毎週、いくつものコンサートを終えて思ったことは、やはり私は舞台に立っている時が一番幸せなんだということ。

それまでいくら辛い思いをしたって、我慢することがあったって、舞台の上での喜びには変えられません晴れ

素晴らしいアーティストとたくさん出会って、新しい友達もできて、世界のレベルも改めて知ることもできて、今の私はエネルギー満タン!

2~3週間ずつ住む場所を転々としている日々が5月以来続いているので、もうそろそろ腰を落ち着けたいところですが、9月に新しいアパートに引っ越すまではまだスーツケースとの暮らしです。笑

でも、今はビーチまで歩いていける素敵なところに仮住まいしています!

ここで少し休憩して、9月からの学生生活、また頑張れそうです!



8月2日~17日まで、6年ぶりに参加したペルージャ音楽祭では良い思い出がたくさんできました。

今回の音楽祭のハイライトは何と言ってもセルゲイ・ババヤン氏とコンチェルトを弾けたこと!

レッスン、練習、マスタークラス、コンサート、全てが終わるのは夜中の11時~12時・・・それから飲みにダンスに出歩き、それでも翌朝7時半には起きる、寝不足の日々が続きました。

音楽家はパワフルです!!!笑

Cheers!~在米ピアニスト日記~

ある野外コンサートでの写真
Cheers!~在米ピアニスト日記~

右のグリーンが私
Cheers!~在米ピアニスト日記~

ペルージャでは自分で1枚も写真を撮らなかったので、友人からもらえるのを待っています。笑

というわけで、後ほど写真アップできたらいいなぁ~。

Rui