メンタリスト 吉田よしえです。
占いはとても興味深いモノですが、占いに行く前に知っておくといい知識があります。
心理学で「コールドリィーディン」という話術の一つがあります。
外見を観察したり、何気ない会話を交わしたりするだけで、相手のことを言い当て、
相手に、「私はあなたよりもあなたのことをよく知っている」と、信じさせる話術でもあるのです
コールドとは「事前の準備なしで」
リーディングとは「相手の心を読む」という意味です。
占い師、詐欺師、霊能者、 などが、相手に自分の言うことを
信じさせるときに用いる技術なのですが、
その技術自体は
営業マン、警察の尋問、催眠療法や筆跡鑑定、恋愛などに幅広く応用できるもので、必ずしも悪の技術だとは言えないのです。
コールドリィーディングの他に、ショットガンニング、ホットリィーディングを用いたり、
その中でバーナム効果とかフォーラー効果などを引き合いに出して話します。
それを知っていると、世間一般の占いは当たるとか当たらないよりも、
「思い当たる」だけです。
そう言われればそうかも?と自分で当てはめていっているだけ。
占いでよく使うコールドリィーディングは観測です。
観測は、個人的な主観で物事を見るということ、
人をみて予測、憶測をする、するとリィーディングする側の
経験値、実績、持っているデータ内で決めつけてしまうため、
どんな相手が前にいても自分(占う側)の経験値をを超えることはないのです。
相手をリィーディングする時に、相手の心を読むよりも
「相手の心の奥底にある本音」を引き出す技術として行うべきです。
そのためには、観測ではなく観察が必要になります。
騙されないために、知識は必要ですね!