▪️考え事をした時の目線

人は考え事としているときや、質問をされたとき、無意識のうちに目線を上に向けます。人が上を見ながら考え事をするときは、視線に余計なものを入れないようにするためで、相手とのコミュニケーションをいったん切断する役割があります。また、目線の位置(目が向いている方向)によって経験したことを話しているのか、作り話をしているのか分かると言われています。(以下の例は相手から見た方向です。)また、これらは右利きの人を対象にした調査から出た結果であり、利き手によって結果が異なる場合もあります。

 

・右上を向く

過去に見たことがない光景や物を想像している。質問した後にしてが右上を向いたら嘘をついている、あるいは作り話をしていると考えられます。

 

・左上を向く

自分の経過園から過去に体験したことを思い出している表れです。質問をした後に相手が左上に目線を向けたら、正直に話していると考えられます。

 

・右下向く

肉体的ダメージを想像する時に視線を右下に向ける傾向があります。ひどいケガをした時の経験を話す時など。

 

・左下を向く

懐かしいメロディを思い出したりする時、歌や音楽などの聴覚を関係のあることをイメージしています。