今日午前中、久々に専門学校で講義してきました。
その帰宅中、駅のホームで電車待ちの時。
2人の50代半ば頃と思われるサラリーマンの、スポーツ新聞読みながらの会話が聞こえてきました。
思わず聞き耳立てちゃった w 。
甲さん「お受験って言ってたから単身だな」
乙さん「社長の性格見なきゃ」
甲さん「うまくやってりゃよかったんだよ・・」
で、電車来ちゃいました。
う~ん、、、このやりとりだけで僕は全てが見えちゃった。
この会話の主人公はこの2人の部下と見ました。
「お受験」って言ってたんで、中学や高校受験ではない。
幼稚園か小学校に来春入学するお子様がいらっしゃる、会社思いの熱血漢。
だから歳は34~35才くらい。
「単身」っていってたから、間違いなく人事異動の発令が出たんだろう。
きっと中堅会社だな。支店か地方営業があるみたいだからな。
でもって、この主人公は社長と経営方針を巡って大激論を交わしたんだ。うん。間違いない。
そこでワンマン体質会社の社長の逆鱗に触れたってワケさ。。
可哀想だが、それが大人社会っつーもんだ。
女房はお子の受験にかかりっきりの毎日。ここ数年、結婚記念日にさえ夜中まで仕事を入れていた。
発令が出た夜、勇気をもって女房に相談した。
だが女房からは「あっそう。あんた独りで行ってきてね」と。。。
更に「小遣い同じだからね。これから大変なんだから・・」。。。
マジ手を差し伸べてあげたくなるよな。。。
だが彼は、自分がまいた種だからと、普段飲まないジン・ロックを身体に染み込ませたのさ。
2年6ヶ月の単身赴任を命じられた主人公。
赴任先はストーリー的に週末、新幹線でも帰れない所が望ましいかもしれない。
彼は元々真面目を絵に描いたような人間。真っすぐに人生を歩んで来たんだ。
しかし誰からも褒めてもらったことはない。遠い実家の実母以外。。
「遅咲きの狂い咲き」という言葉があるんだ。
遊びというものをを知らぬまま、エリート・コースを邁進し、令嬢と結婚、子宝にも恵まれたのに、熱き性格が災いして独りで地方へ。。。
憔悴しきる暇もなく地方赴任したが、そこで待っていたのは繁華街の煌めくネオン。
新宿にもなく渋谷にも、溝の口や五反田にもない類いの地方都市ネオン街だ。。。
結局彼は、、、戻りたくても戻れない場所に溺れちゃったってワケさ。。。
一度足を踏み入れたらチェックアウトは出来ねーぜ♪。w w w(by EAGLES)
そんなかんじですが、話しの続きはまた今度(?)w 。
映像に音楽つける仕事がありそうで。。。楽しみ。
明日の良き日に感謝です。