そのムチいじめになってませんか?
訪問ありがとうございます。
この記事はHSP目線で書いていきます。
非HSPを非難・卑下しているものではありません。
又、優劣や善悪の判断のお話でもありません。
HSPに対して理解を深めていただければ幸いです。
打たれ強さって重要?【2】の続きです。
打たれ強さって重要?【1】はこちら → ☆
HSPとは、「Highly Sensitive Person」の略式で、日本語だと「とても敏感な人」という意味合いになります。
「繊細」・「臆病」・「感受性豊か」・「引っ込み思案」・「恥ずかしがり」・「神経質」・「神経過敏」・「気難しい」などのレッテルを貼られてしまう人たちです。
それからエンパスや霊能者のような特殊な能力を持っている人や、
アトピーやアレルギーのような体質的な敏感さをもっている人もHSPに含まれます。
その他にもなんらかの原因で一時的にHSPの状態に近くなっていることもあります。
そしてたいていのHSPは生きづらいと感じている人が多いです。
今回は「生きづらさ」の一例に触れてみようと思います。
HSPは全体的に見て自分は打たれ強くないことを自分でもわかっています。
だから鍛えられることは必要な教育なんだと思い込み、
真面目で実直、それから良心的なタイプが多いので、
特に子供時代はその行為が良心であることを信じて疑わず、
ひどいことを言われたりさせられたりされたりしても、
身に着いたと思えるまでひたすらに耐えます。
良心からのものでも愛でもない不必要な仕打ちと気付いても、
強くなるためには必要な教育なんだという思い込みだけは残り、
まだ耐えます。
その結果、心や体を病んでしまうこともあれば、
強さを求められることに過剰反応するようになってしまったりもします。
具体的には、
どんなムチ(危険)がくるのだろうと構え緊張し体がこわばり、
思考できなくなって言葉が出なくなるといったところでしょうか。
こんな風に心も体も硬くなってしまうことが、
変化にも敏感なHSPにとっていかに耐えがたいことかお分かりいただけるでしょうか?
「自分で分かってるんだから自分でどうにかすればいい」
と言われそうですが、反射的に反応してしまいます。
発展すると対人恐怖やひきこもりになる恐れのあることがお分かり頂けたでしょうか?
これは生きづらいですね。
なのでこの場合には、
強くなれとムチを打ち続けることではなく、
緊張緩和や視点の転換などの対処法を提案したり、
落ち着けるよう促してあげることがHSPに必要なことです。
・・・次回に続く
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最後にもう一度お伝えいたします。
今回の記事はHSP目線で書きました。
非HSPを非難・卑下しているものではありません。
又、優劣や善悪のお話でもありません。
HSPに対して理解を深めて少し歩み寄っていただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
奈津子
今回の記事はHSP目線で書きました。
非HSPを非難・卑下しているものではありません。
又、優劣や善悪のお話でもありません。
HSPに対して理解を深めて少し歩み寄っていただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
奈津子