
情けないほど、涙もろい性格の持ち主である。年のせいか、近年はテレビ番組や映画でよく泣く。
ミュージカル「ル・ミゼラブル」を見て泣く。
ドラマ「東京タワー」を見て泣く。
24時間テレビを見て泣く。
最近は俳優緒形拳の訃報で目がうるうる。
そして、別段人を泣かせるような話題ではないのに、友人との話に目頭が熱くなることもしばしば。
あァー、いやだ、いやだ。
人前で涙を見せなければ、別に泣くことに対して神経質になっていない。それに適度に泣くことは体にいいらしい。
斎藤茂吉の長男で精神科医・医学博士兼作家だった故斎藤茂太氏が自身の著作にこう記した。
「人は沢山泣くと心が浄化する。」
医学的根拠があるかもしれないが(たとえば泣けば脳内にドーパミンが発生するとか)、確かに泣いた後はこころなしか、気持ちが軽くなることがある。うれし泣きは喜ぶ気持ちを倍に、悲し泣きや怒り泣きは負の思いを取り除いてくれる気がする。
それでも、いい年して、人前で泣くのは避けたい。
何が悲しいわけではないが、青空の下で、そして何もない原っぱで、一度思いっきり「涙そうそう」したい。誰にも気兼ねなくいっぱい泣けば、心が澄んでくるかもしれない。
心が浄化したところで、きれいな空気を胸いっぱいに吸い込む。そうすれば、微笑みながらもう少し前へ進めそうな気がする。
イメージの掲載ページ
http://apolicemanslife.blogspot.com/2008/10/dont-make-girls-cry.html