古墳の山口です。
昨年の夏から、必死で走り抜けてきて
それから半年あまり経ちました。
勤務職を辞めたのが、一昨年の夏。
その当時、ブログ管理で起業している状況でしたが
起業収入だけで生活をカバーできる状態ではありませんでした。
明らかに見切り発車でした。
基礎の収入が出来ていない状態で
見切り発車で起業1本化に踏み切るものではない。
そんなことは、当たり前以前の当たり前。
それなのに、その後すぐに再就職せずに
起業だけで何とかしようとしたのは、
「頑張ればなんとかなる。
むしろ、これで頑張らざるを得ない状態になった。
もう、頑張るしかない。」
そうやって、自分を追い込もうとしたから。
そして、もう1つは
「勤務も起業も必死で頑張ってきた。
この機会に、少し休みたい。
いや、起業で頑張ろう、としてるんだから
怠けて休んでるんじゃなくて、ちゃんと頑張ってるんだ。」
と、言い訳しながら
ちょっと休みたかったから。
勤務時代の蓄えが尽きて、
とにかく収入を得なければいけない、と
派遣や短期バイトで、滝の汗でガテンな仕事もした昨年夏。
とにかく、どうやって自分を追い込んで動かすか。
それを画策するのに必死でした。
そうでもしないと、隙を見て「休もうとする」のが分かっていたから。
そんな、必死だった、この半年。
何があったか、記憶が定かではないです。
ただ、ずっとずっと願っていたことがあるのは覚えています。
それは、
休みたい。
立ち止まって、ゆっくり周りの景色を見たい。
頑張らなきゃ頑張らなきゃ、の焦りをしばし忘れて
本をゆっくり読みたい。
楽しい計画だけを考えながら、
カフェで心ゆくまでのんびりしたい。
一日中寝たい。
そんな、怠惰はなはだしい思いでした。
欲しいものも、食べたいものも
行きたい場所も、したいことも
何も浮かびませんでした。
特に年末年始に不調になってからは
書きたいことも思いつかないので
ブログの更新も止まってしまいました。
ただ、秋にビジネスコースを受講し始めていて、
それで「頑張らなきゃいけない」とハッパをかけていたのと、
ビジネスコース中で課題となった商品の販売と作成があったので
そこで「何かやってる。なんとかやっている。」と
自分に思い込ませているようなところがありました。
その間も、ずっと思っていたことは
ただ
「少し、休みたい。」
それだけでした。
休むための余裕を作るために
頑張らなきゃ。
頑張らなきゃ、ってずっと思っているはずなのに、
なんで全然余裕が出来ないんだろう。
そんな、堂々巡り。
そんな、7年間。
離婚してからの。
7年前、どうしても耐えられずに子どもたちを連れて家を飛び出し
離婚したわけですが、
その後、少し落ち着いた時に
改めて振り返って思ったのは、
「もし、少し休んでいたら、
例えば1週間くらい、実家(当時は遠方だったので滅多に帰れなかった)に戻って
休んでいたら、
もしかしたら、だけど
それで何とかなっていたのでは?」
そんな思いでした。
実際には、それが叶っても
結局は一時の気休めで終わって
結果は同じだっただろうけど。
でも、離婚後は本当に心身ともに休む間のない日々が続いているので、
せめて離婚前の一時、ゴネて(笑)休みが取れてたらよかったなぁ、と
今になって思ったりもするのです。
ものすごく怠惰な思いだ、というのは
承知の上で書くのですが、
私は、もしかしたら、頑張るのが下手なだけではなく
休むのがもっと下手なのではないだろうか、と。
「あなたの心からの願いはなんですか?」というのは
起業していれば、何度も何度も常に自問自答する問い。
そう問い続けても、答えが浮かばなかった半年。
いや、浮かばなかったのではなくて
言えなかったんだな、
「休みたい」なんて。
「休みたい」という願いに
気が付いてしまった。
しまった、私は怠け者になってしまう。
……とは、意外に思ってなくて、
「休みたい」を通り越した向こうにあるはずの
「充分休めたとしたら、何をしたいか」を
やっと見に行くことが出来るようになったかな、と
ちょっと、清々しい気持ちになっているのです。


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