最近続いている、「セカンド起業あるある」シリーズです。
セカンド起業をしてきて、私の場合けっこう苦労してきたのが
勤務職での雇われマインドと、起業マインドの切り替え
でして、
これが上手く切り替わらないと、起業職時間なのにボヤボヤして作業が進まなかったり
起業の勢いのまま勤務職に行ってなんだか動きまくって疲れきる、
というはめになったりします。
これは、雇われている勤務職と、自分で仕事を興している起業では
換金するものがそもそも違うということを
自分の中に叩きこんでいないから、起こる間違いです。
勤務職というのは、時間なんぼで雇われていますから
時間を売ってお金に変えています。
一方、起業というのは、作業内容に値段をつける。
基本価格(市場価格)は1作業にいくら、で
その作業にどれだけの成果が伴うか、でどんどん
プレミアとしての価格が付いていく。
起業の面白さ、というのは、このプレミア価格部分を自分の力量で上げることに
チャレンジできるところではないか、と思うのです。
ということは、極端に言えば
雇われ勤務では、いかに時間だけを売るか(できるだけ動かないほうが効率がいい)
起業では、いかに作業内容だけを売るか(できるだけ時間がかからないほうが効率がいい)
ということになります。
ここを間違えて、逆にやってしまうと
それぞれの業界で「いい人」と言われて重宝されるようにはなりますが、
結果、お金は増えずに疲ればかり増えて「都合のいい人」で終わります。
セカンド起業とは、価値観が違う世界を行き来する稼ぎ方。
パシッとマインドを切り替えることが、とっても大切なのだ、と感じています。
時間を小分けにして、それぞれの時間で大事にすることを切り替える。
上手く切り替えれば、「きのこ」と「たけのこ」の両方の美味しさを味わえます。
