私は勤務職と起業の仕事を並行しているセカンド起業なのですが、
やっていることはどちらも同じ、いわゆるBS(バックサポート)です。
「4つのポジショニング」でいうところの管理部門でして、
とにかく場を作って整えるのが大の得意です。
まぁ、「下宿屋のおばちゃん」だと思っていただけるといいかと。
(パソコン下宿屋作業中)
BS(バックサポート)の人、というのは
たいていどこに行っても受け入れられるし、もめることがありません。
なぜなら「便利屋さん」素質なので、「一人置いておけば便利」とどこに行っても言われるし
「場を整える」のが特質なので、もめないように調整することが出来るから。
そんなBS(バックサポート)だから、仕事もずっと続くと思うでしょ?
結婚生活も超円満、と思うでしょ?
残念ながら、私は離婚しているし、転職歴も多い。
なぜか?それは私がめっちゃBS寄りのBSだから。
良くも悪くも完璧主義で、責任感が強い。
ものすごい勢いと使命感でもって、場の安泰を守る。
そこまですると、そりゃあ場が居心地良くなるのは当然です。
すると夫は「外に出るよりも、居心地のいいおうちでやりたいことだけしたい」と言って
仕事を辞めてしまった。
職場の同僚は「ここなら自分のしたいことだけできる」と言って
権利ばかり追求し、義務を無視するようになった。
いわば、居候を飼ってしまう、のです。
BSが強すぎるばっかりに。
そうなると、今度は私が外に出て、世の中と交渉せざるを得ません。
だからTA(トップアタック、営業力)が能力として身に付きました。
すると、私はもともとのBS(バックサポート)だけでも手が一杯なのに
能力でTAまでやることになって、負担が大きくなって潰れてしまいます。
しかも、居候さんになりやすいタイプはTAさんが多い。
それも「目立ちたいけど、矢面には立ちたくない。ただひたすら人に嫌われずに得したい」
というタイプのTAさん。(「逆次のTA」だと思います)
私は「あたしがBS(バックサポート)やってるんだし、あなたはBSは苦手なんだから
その分精一杯TA(トップアタック)やってよ!」と思う。
しかし逆次TAさんは「自分はBSだってやろうと思えばほんとは出来るんだ~。
あんたの経験のためにBSもTAもやらせてあげてるんだ~。」と言い出す。
こう言い出したら、あとは共依存になってしまうので
もうお別れするしかありません。
そんなわけで、私は離婚もしているし、転職も多い。
だからBS(バックサポート)として生きて仕事をしていく上でとても重要視しているのは
サボるために「居心地のいい場」を求める性質の人とは
関係を持たない、ということ。
私は「良い場とは、そこにいるメンバーが良い仕事をするためのもの」と思っているので
あたしの作った飯を食った以上は、バリバリ働けや!
と思うのです(笑)。
どうせ下宿屋のおばちゃんをするのなら、世の中に出てバリバリ活躍することを夢見て行動する
学生さんたちの世話をしたい。
「この下宿に居れば、とりあえず飯も食えるし、居場所もあるし。今日もパチンコでも行って
時間潰すか~」と言ってるようなモッサい留年学生の世話なんかしたくない。
それが私が「攻撃的BS」と言われるゆえんでして、
おかげさまで起業のほうでは、バリッバリの本格派TAさんとお仕事できてるので
ありがたいところです。
勤務職のほうは、TAさんって少ないので(そうだよな、本物のTAなら人に雇われずに
独立してるよな)
バリッバリのTSさんを発掘して、組んで仕事するようにしています。
