先日、フェイスブックにつぶやいたこと。


いつの間にか

「自分が相手の無理を聞いて我慢している気がする」

「でも相手は『自分が正しい』と言ってるのだから、相手が正しくて

『我慢している』と思っている自分の方がおかしいのだろう」と

思いながらもイライラする関係性になっていたら、

それは【共依存】に陥っている、ということ。



気をつけてたのになぁ、

またいつの間にか共依存に陥っていた。

だから我慢したり、必要以上の自己否定をしたりしちゃ

 ダメなんだよね。



共依存にハッと気付き、抜け出そうとするときの特徴も

前と同じで笑っちゃうくらい。



共依存に気付き、自分の意見を言うようになると

相手がものすごい勢いで否定してくるようになる。

そして最終的には、相手にものすごく嫌われる。



その過程が面倒くさいんだけど、

そこを恐れず距離を置くようにすれば

共依存は終わる。



その過程でいつも助けてくれるのが

第三者の目。

共依存どっぷりの時は、周りも何にも言わないが

本人がおかしいなと気付いた瞬間に、今まで黙って様子を見ていた第三者が

「あなたはおかしくない。相手にいいように振り回されているのだ」と言い始める。




その「おかしいと気付いた途端の変化」って、いつも興味深い。

きっと、人生は気が付いた瞬間に大部分の変化は終わっているのだ。



この文章をつぶやいてから数日経って、つくづく思うのですが

共依存関係から離れるには、とにかく物理的に離れるのが肝心。

「ここで逃げ出しても、どうせまた次の場所で同じことを繰り返すだろうから

ここでの関係をきちんと片付けてから次に行こう!」なんて思ってちゃダメ。



「きちんとする」のが、共依存に引っ張られやすい人のクセ。

きちんとしないのが、共依存に引っ張り込む人のクセ。

共依存って、一方がぼこぼこ開け続ける穴を、もう一方が延々埋め続ける関係性だから

「もう、この穴放っておいて、平らな地面のところに行こう」と思わなきゃいけない。

そして、自分にはぼこぼこ穴だらけの場所ではなく、平らな場所がふさわしいのだと

思えなきゃいけない。



関係性をきちんとしようと思わない、とか

コミュニケーションを完璧にしようと思わない、とかいうことが

共依存しやすい人には、必要なのだ。