「強み」は、使う場所を選ぶことが大切・・・という

赤かっこ世話焼きの強みの使い方①赤かっこ2  の続きです。


『世話をするのがキャッシュポイント』の私は、世話焼きの強み の持ち主。

そして「強みは、必ずしもお金になるとは限らない」というとおり、

以前は地域の世話役をするボランティア活動に、この世話焼きの強みを使っていました。



「強みには達成感がないから、それが強みだとは分かりにくい」とよく聞きますが

確かに、いつのまにか人や場所の世話をしてしまい、それは「やったこと」として
自分ではカウントしていません。

かわりに「がんばってやり遂げた成果」を求めていました。


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※私がこれらの製造をがんばったわけではなくて、
これは高槻のゆるキャラ「はにたん」をフューチャーした、
はにたんクッキーとはにたんコーヒーです。ひと休み画像。



「世話焼きの強み」で、ごく普通にお世話をしていても「それが自分の強み」だとは微塵も感じない。

となると、世話焼きに達成感を求めようとするようになりました。

「自分じゃないととても出来ないような世話焼きをやり遂げた!」と思いたいばっかりにはまっていくこと、それは・・・・


世話を焼きすぎて、相手を自分に依存させてしまう。つまり共依存。

DVとかパワハラとかに発展する、依存関係の中で頑張ってしまうようになっていました。




特に意識しなくても、極端に言えば「居てるだけで」強みが発揮されているのが、強みというもの

私のような世話焼きの人たちは、何もしないでただ居てるつもりでも自然に周りに神経を張り巡らしていて

結果、いつの間にか世話を焼いています。

それが、わざわざ「世話を焼いています!」という状況になるということは、

もともと自然に一緒に居られないような相手とがんばって一緒に居ようとしている、ということ。

つまり、強みを使うには悪い環境にある。



私は以前に地域ボランティアを4,5つ同時にやっていた、と前回の記事で書きましたが、

それは「とりあえずその場に居る」というだけで何とかなって、

実際には、いろいろ活動をしているのですが

自分が苦にならずにそれをやっているので自分で意識していないため、

ひどくがんばるということはなかったです。だからいくつも平行してやれていた。



でも、共依存に陥ってしまっていた結婚生活のほうは、必死で努力しました。

クタクタになるくらい考え、毎日出来ない自分を責めました。

それでも上手くいかなかった。世話するのが上手いはずの自分が、どれだけがんばってもドつぼにはまる・・・。

今思えば、強みを使う環境を間違っていた。


その「世話する強み」はその環境では使わず、せめて別の強みを使うようにすればよかった・・・のです。



電球 「世話焼きの強み」を持つ人の、注意点電球

O 「自分では何もしていないけど、その場が回っている」と感じる場所を選ぶ。

O 「自分ではがんばっているつもりなのに、周りの物事が進歩してるように見えない」と
   感じる場所は合わない。そこから出る。



これって、何も「世話焼きの強み」に限らないね。

どんな強みでも、使う場所を選ぶ際には

O 「自分では何もしていないけど、その場が回っている」と感じる場所を選ぶ。

O 「自分ではがんばっているつもりなのに、周りの物事が進歩してるように
   見えない」と感じる場所は合わない。そこから出る。




強みって、言葉は強いけれど、実際には意識しない程度にいつも自然に吹いている風風
のようなもの。

だから、その風向きが活きる場所を選ばなきゃいけないのです。