松原靖樹さんの『千式コラム』(前編)(後編)を読んで、千里の道の始まりに臨む~

 

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社会とか世間とかいうものが、大人たちの考えた

「効率良く省エネで、あまり考えずにラクに生きられるシステム」だとしたら、

子ども時代に社会で生きるということは

自分のもともとの性質を抑圧して周りに合わせている

部分が多々あるはずだ。


その子ども時代に

「そっか、大人たちの考えたシステムのを上手く取り入れてやってけば楽勝だな」と

何も考えずにやっていく方向にいくのか、

「大人たちの作っている社会のシステムは、自分が望んだものではないはず。

自分は本当は何を思い、望んでいるのか?」と思い悩む時間を持つのか。


上手くいくことと、本質を生きることとは違う。

誰もが幼いときには、「本当って何?」と感じたはずだったのだ。


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心の真実を追いかける①(0251~0260)

星【千式】心の真実を追いかける 0251

子供の頃から心の中の真実を追いかけて生きてきた。誰もが自分の心が何と言っているか、中心軸は何か?心の真実が何なのか?ということを知らない。生まれたときから知っている人はいない。
心の真実は追いかけなければならない。生きていると軸がなくても決め、選ぶことはたくさんある。悩み迷い、弱くて逸れ、人のせいにすることもある。本心を偽り頑張ることもある。だが、どのときどのような場合も心の真実だけは追い求める。
今やっていることが正しくないかもしれない。でもやると決めたのでやりきる。間違っているなら何が間違っているか知り、知ったときは180度変えるぐらいきっぱり止める。そうしながら進んできた。そして実際、いっぱい間違ってきた。


星【千式】心の真実に反する 0252

何がわからないとしても、嘘をつく大人、ごまかし、違和感、卑怯者は幼い頃からわかっていた。人によってわかるものは違うだろうが、自分が幼い頃からわかっていたこと、特にマイナスやネガティブ方向のものは決して採用しないと決める。自分が間違っていることはほぼないが、たとえ間違っていようがなんだろうがやらない。

悪徳名簿業者に勤めてしまったことがある。社員を道具とし、しかし洗脳し、金で釣り、業務を正しく教えず、監視をする会社だった。ずっと心の真実に反し3週間で辞めた。辞めるときは今日から行くのを辞めると決め、ファックスで辞表と批判文を送った。
その後脅しやら何やらがあったが、決して折れることはなかった。
何をしていいかはわからないことが多い。だが何をしてはいけないか心は知っている。


星【千式】子供が思える理由 0253

自分は何者なのか、オレは宇宙から来たからと小1のとき友達に言って引かれた。なぜ生まれてくるのか、生きる必要ってある?と小中の頃よく思っていた。当時辛いことばかりだった。小4のときに親に殺されると思って遺書を書いた。死んでから誰かが見つけてくれれば犯人がわかると思った。毎日恐怖心を持ち、毎日書いているうちにバカくさくなって書くのをやめた。
死ぬときは死ぬと思い、別に死んでもいいかなと思った。だがこれまで一度も自分で死のうと思ったことはない。子供がなぜ自然にそういうことを思えるのか?抑圧や親との関係は原因ではあっても理由ではない。子供がスムーズに最初からそう思う理由は何か?
そこに心の真実がある。ものは違えど誰にでもあるはずだ。


星【千式】真実と本当に好き 0254

親が本にはお金を使ってくれた。十五少年漂流記などの小説と、ノーベルなどの伝記が多かった。伝記はなにひとつ覚えていないが、漂流モノの小説はところどころ覚えている。もう少し年齢が上がり、マンガを読みはじめた。今でも読んでいるが、このかたずっと戦いがあるものが自分の中で熱い。
いとこの育子姉ちゃんが好きでたまらなかった。その後雰囲気と体型が似ている人にずっと魅かれ続けてきている。小4の時にひとりHを覚えた。そのうち工口本を隠れて読むようになり、それ以降実物ではないが裸体をありえない数見てきている。やはり好みがある。

上に書いたのはどれも琴線のどこかに触れているものだ。触れたものはイコール追い求める。時間がかかるかもしれないし一気にやるかもしれない。意識的にやるかもしれないし、漫画のように楽しいから続くかもしれない。
そして琴線に触れながらやったものは真実そう「なされるべき」だったものと、真実ではなかったというものが出てくる。真実ではないものは「真実ではない。本当に好きなのだ」ということなのだと認める必要がある。


星【千式】理不尽に屈する 0255

マンガは戦いものをものすごく好む。子供の頃から歴史、つまり戦争の続く世界を読み込んできている。だが格闘技を習うとか力に訴えようと思ったことがない。一度だけ中学生のときにカツアゲに遭ったことがある。すぐ暴力に訴えそうな2人組に絡まれた。人気のないところに連れられ金を取られた。何もできなかった。
そういう人間がいることが嫌でたまらず、許せなかったし、堂々と存在していることに例えば警察とか全然仕事をしていないのだなと思った。そして自分の力がないことを呪った。暴力の技術ではなく、めたくそにやられても矜持を守らない弱い自分が情けなかった。
心の真実がひとつわかった。理不尽な暴力に屈すること、これは自分で自分が許せないということ。心を鍛える必要があること。卑怯者を許してはならないということ。弱い者はどうどうとダシにされることが現実に起きていること。それを良しとしない自分。で?どうする?自分の真実に従った生き方は?という歩みをしてきたと思う。


星【千式】弱者への暴力 0256

カエルをおもちゃにして残酷な遊びをするとか、幼少ではなく子供になっているのにアリを踏みつぶして喜んでいるのを見て、怒りと悲しみと侮蔑が湧いてきていた。あるときカマキリを捕まえてプラモの箱に入れフタをした。開けると緑の目が真っ黒になっていた。たぶん失明したのではないかと思う。なんということをやってしまったのだ!と申し訳ない気持ちになったが、同時に怖くなって自然に戻した。
弱者に対する力の扱いが間違っているということが許せない。同時に弱者は守らなければならないという強烈な思いがある。守ることは依存させることではない。依存させているならそれはそれで腹が立つし、心の真実に沿っていない。
そして子供の時に考えた。弱者を暴力で支配しようとする愚か者は殺してもいいのではないか?と。いつもイエスという答えが出た。


星【千式】殺してもいいか 0257

弱者への理不尽な暴力を行使する者は殺してもいいという結論になった。その後もいろいろと殺しちゃダメ理由を見たり聞いたりしたが響くものは全然ない。今でも殺すしかない者はいると思っている。弱者への暴力のケースだけではない。
13のとき、精神に問題があり抑圧された生活を余儀なくしている母親を殺すかどうか散々悩んだ。当時は14までに殺っておけば罪が軽かった。結局そうはしなかったわけだが、ものすごい葛藤と自分の真実に沿っているかどうかだけを基準にした。殺すのは別にいい。問題ない。だがその後の自分のことはわからない。社会的制裁や生活のことを言っているのではない。その後どのような人間になってしまう恐れがあるのか?殺しとはそういうことではないか?ということがわからなかった。自信が持てなかった。
今は殺さない方を選び、母親は他界しているが、このケースはまぁ良かったとは思う。殺せば殺したケースでどう思っていたかはわからない。だが心の真実が相手を殺すことを本当に求めるなら、オレは引導を渡すところまできっちりやるだろうし、誰しもやったほうがいいと思っている。


星【千式】居場所と人 0258

高校のとき、なんで自分は高校にいるのかさっぱり意味がわからなかった。クズな大人、つまり教師。人間的に終わっていたし、将来絶対に役立たないと決まっている勉強。心の真実に従わない同い年の者共。なんだここは?地獄か?と思っていた。やめるのどうのとあったが、結局いろいろあって最後まで行くことにした。今振り返ってもなにひとつ役になど立っていない。
自分の居場所を心の真実は求める。少なくとも自分の居場所ではないところを拒絶する。自分がいるべき場所は探し続ける。ところがこれも妥協する人が多い。誰もが30回は引っ越すべきだと思う。
誰と一緒にいるのか?ということも心の真実に組み込まれている。それも探し続ける。一生やり続けることになる。


星【千式】答えがないとき 0259

高校を卒業して3日で海外に出た。そこから4年で3カ国に住んだ。日本のシステムにはうんざりしていたし居場所ではないと思っていた。では何が居場所なのか?としたとき、答えはなかった。答えがないときどうするのか?と考えたとき、なるべく大きく異なる人たちを見て過ごす必要があると思った。それで海外に出た。
異質なもの、離れた距離、常識の変化、などによって自分の真実が何かわかったことがたくさんある。わかったところですぐに手に入るものではないし、わからなかったことも多かった。
だが違うのなら今の居場所を離れ、最も探せる方法をその都度取ってきた。真実に向かうのに手間や距離やこれまでの実績などは関係ない。自分の真実を生きようとすることが大事だ。


星【千式】直接振込の募金 0260

この活動をはじめて、大きなイレギュラーでかつ心の真実に従えたことは震災後の募金だったと思う。被災地に全然金が届いていなかった。そもそも常識など心の真実に関係がないのだから、最も心に従ってよい方法を取る。そうなると読者の多い自分のブログを生かし「現地のブロガーに直接金振り込め」と言いだした。
結論はものすごく当たったが、心の真実に従っていたと思う。これは大きなことだが、小さなことも同じように考えている。心の真実に沿わないものはどんなに小さなものでも拒絶し、真実に沿うものをいつも追い求めている。


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【千里の道はここから始まる】松原靖樹講演会 1月26日(火)
強みを知って生かし、すべての人が活躍できる近道があります。講演会ではそのヒケツを2部テーマでお届けする大規模な講演会です。

強みのこと、自分を生かすこと、これまで90本のセミナーを作り、120人を超えるセミナー講師を送り出してきた「強み理論本家」の松原靖樹が、より多くの人にわかりやすく話します。

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「千里の道はここから始まる~松原靖樹講演会~」1/26(火)@東京