人一倍、頑張ってると思うのに
何でいまいち報われないんだろう?と
いつも思っていた。
全くダメダメってわけじゃなく、
そこそこは上手くいっている。
でもそれが、
「頑張って、やっと普通」というのが
なんとも納得がいかない。
なんで?人類みんなが
私みたいに擦り切れるほど頑張って
やっとこさ「並」に生きてるって訳じゃ
ないでしょ?と
思い続けて
何十年。
気が付いた。
私は
「拗ねたい」
だけじゃないのか?、って。
一生懸命働いてるつもりなのに
評価も収入もそこそこで、
見せ方が上手な人が美味しいところを
かっさらっていく。
起業をするぞ!と一念発起して
ブログに打ち込んだことも
何度もあるけど、
一向にアクセスも反応も伸びない。
周りの人は、
どんどん認められて
私が密かに憧れてたような人にも
引き立てられていく。
そんな中、私はいつも
置いてかれる。
夫がいて、一生面倒見てもらえる女性の
全てが、女子力満点なんだろうか?
私は、世の男が「あいつだけは助けたくない」と思う程度の女だから、
一人で頑張ってるんだろうか?
…などなど、
つらつらと思ってきた。
めっちゃ面倒くさい女でしょ。
なんでここまで
面倒くさくしてるのか?
それは
「拗ねたいから」
だけだった気がする。
「あたしはこんなに頑張っても、
ちっとも報われません!
フン!」と
拗ね続けることで、
世の中に復讐を
したかったんだと思う。
誰に?
遠い昔、
私の頑張りを
無視した人たちに。
がんばったことを
「なかったことにした」世の中に。
今となっては分からない。
でも、ただひたすら
一人で拗ねていた。
実は、成功だって
報われたことだって
いくつもあった。
私は成功しなかった訳でもなければ
報われなかった訳でもない。
ただ、
「拗ねない世界」を
生きていなかっただけだ。
いつでも「拗ねていよう」と思って
生きていたから、
毎日拗ねていなければいけなかっただけ。
拗ねることのない世界が
あるのだろう、と思う。
今までは「拗ねない世界」になんて
興味がなかったが、
今朝は、そんな世界を覗いてみるのも
たまにはいいかも、と思っている。


