松原靖樹さん の【ほぼ日コラム】
今ふたたびの「二律」
二律というのは、カンタンに言うと、
自然と万物の視点からの物事の見方、力の使い方と、
人間としての視点の物事の見方、力の使い方のことです。
（以下も、からの緑色の文字はコラムからの引用です。）
自分視点から見る世界と、
世界視点から見る世界がある。
私が最近思うことの一つに、
「自分大好き！」な人、
「自分が嫌い」な人って何か？
というのがありました。
「私は自分が大好き
」という人といてて、
それを好ましいと思うこともあるし、
うっとおしいなと思うこともある。
「私は自分が嫌いです・・・
」と言ってても、
その人といてて楽しく過ごせる人もいれば、
一緒にいるとどんどん滅入る人もいる。
その違いって何だろう？
そんなときに、このコラムを読んで
「自分視点と
世界視点の
『二律』の違いか。」と
思いつきました。
二律は、同時並行として成立するのが望ましい。
交わるのはムリ。
といって、かけ離れすぎると対立構造が生まれる。
摂理系の人は人間を愛することができなくなり、
真実系の人は自然の一部であるということを忘れる。
自分嫌いの人は世界視点に寄りがちで、
自分好きの人は自分視点に寄りがち
なのではないか、と。
誰しも、どっちに寄るかの傾向はあっても
ある程度両立すれば
他者とも付き合いやすくなる。
で、両立する気のない人が
付き合いにくくなるように
思う。
二律を同時並行させるには、両方の理解や視点が必要になる。
そうすれば、
自分のことも好きで
他者とも繋がりを持てるのではないか？
同時並行のために行うべき言えることは、
右脳と左脳
気力と精神力
「継承するもの」と「オリジナル」
優しさ資質と強み
幸せと成功
を両立すること。
どれも、本来は
対立するものじゃなくて
協力関係を持てるもの、ですよね。
コラム中で「ラブ」の例が
出ていますが、
男女も、本来は
協力して生きるもので
対立するものじゃない。
それが
「自分視点と世界視点の両立」が
無くなったとたんに
敵対する。
二律を両立するということは
「理解」と「わかる」が両方できるということでもある
自分の心のプロセスについて納得すると同時に
「相手は、そういうものなのだ」とただ理解する。
だから、「オレはそういう人間だ」だけでは
関係は成立しない。
そういう人が、どんなにそんな自分が
大好きでも、
「あなたはそういう人間なのよね」と
理解してくれる人が現れなければ
一人ぼっちの「自分ラブ」に
なるんだね・・・。
以下、【ほぼ日コラム】から転載します。
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【ほぼ日コラム】今ふたたびの「二律」
二律というのは、カンタンに言うと、
自然と万物の視点からの物事の見方、力の使い方と、
人間としての視点の物事の見方、力の使い方のことです。
大事なことは、
どちらの視点だけでも物事をほぼ完全に把握、理解できるということです。
片方でも完璧に世界の把握ができるから、
どちらかができる人は、どちらか片方が不要になるし、
知覚に入ってこなくなることもある。
ところが世の中には、確実に逆の方を持っている人がいて、
ということは同じ視点を持っていても、
違う目線でしかし完璧に世界を把握しているから
理解を交換することが難しくなったりする。
難しいだけならまだいいのだけども、
相手を否定し、間違いだと証明したがり、
対立の構造が生まれるとややこしい。
二律は、同時並行として成立するのが望ましい。
交わるのはムリ。
といって、かけ離れすぎると対立構造が生まれる。
摂理系の人は人間を愛することができなくなり、
真実系の人は自然の一部であるということを忘れる。
二律を同時並行させるには、両方の理解や視点が必要になる。
僕が二律研究をしている中で、同時並行のために行うべき言えることは、
右脳と左脳
気力と精神力
「継承するもの」と「オリジナル」
優しさ資質と強み
幸せと成功
を両立すること。
二律は交わらないし、人によってどちらが得意というのもあるのだけども
その幅を狭くして、並行状態を維持できると
知覚の限定からかなりの確率で自由になることができる。
ラブ、だとわかりやすい。
ラブ資産セミナーでは、わかりやすくするために
能動が向いているタイプと、受動が向いているタイプに分けている。
が、実際のところは
積極的に愛したい、愛させてくれ
もっと愛してほしい、こういう形で愛してくれ
ということと、
積極的に愛していきたいの
こんな風に愛されたい、愛されたら幸せ
という4種類の一致。
出どころは2人（二律）。
並行させる物事は４つ。
男の能と女の受。
女の能と男の受。
受、とは言っても待っているだけのことではなく、
一致させるための働きかけが必要になる。
どちらか一方だけが成立しても、
もう一方が成立していなければ並行状態であるとは言えない。
・・・・あれ。
逆に例としてわかりにくかったかな・・・
二律はものが違うから一致しない。
片方が完璧であると、
全て上手くいっているのに知覚の限定によって何かが足りなくなる。
交わることはできないが、同時並行状態に近づけることで
知覚そのもののあり方を得ることができる。
ということは、「理解」と「わかる」が両方できるということでもあるから、
人が人として持っている力をフル発揮できるようになる、ということにもなる。
松原靖樹
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