松原靖樹さん の毎日メルマガ「ほぼ日コラム」が

いつもとっても面白い。


今日のテーマは「信者のあるビジネスについて」。

その中の一文をご紹介。



根本的には

「自分の頭で考える」
「人と対等に関わる」
「今のままの自分でいいという前提」の3つがあれば

信者化プログラムには極めて乗りにくいと考えていいです。


(メルマガより引用)



ほんとにね、この3点を押さえていれば

いい、と思うのよ。



昨年、現職に就いたばかりの時

正社員が二人しか居ない職場で、

私はもう一人のベテラン職員さんに

一から聞くしかなかった。

その頃、いつも

「自分はまだまだダメだ」と

自信もなくて、

いまいち自分がどういう仕事をしているのか、

何をしたいのか分からなかった。


その頃って、まさに

「自分の頭で考えず、言われたことをひたすらこなす」

「相手のほうが上だと扱う」

「今の自分ではダメだ、と思う」

『人の言いなりになる3点セット』

だったのよ。


初めは、仕方ないよね。

仕事始めのうちは、

子どものうちは、

新しい環境に入りたてのうちは、

新参者の立場的に

『人の言いなりになる3点セット』で

行くしかない時期もあるさ。


でも、心のどこかでいつも


「自分の頭で考える」
「人と対等に関わる」
「今のままの自分でいいという前提」

『自分を生きる3点セット』を

発動させておく。


さてそろそろ実力も付いてきたかな、と思ったら

『自分を生きる3点セット』で

全面的に行って、

それで

「あんた生意気」と言ってくる人が居たら、

その人は、今まで他人に対して

『人の言いなりになる3点セット』で生きたり、生きさせられたりしてきた人だから

自分を生きるのが怖い人生を送ってきたんだろうなぁ、

それで他人が育つのが怖くて足引っ張りたいんだろうなぁ、

うっとおしいなぁ、

スルーする。


初めから、どんな場面でも

『自分を生きる3点セット』が自分にも相手にもある、と

いう態度で生きていれば、

他人が育つのも、自分が育つのも

怖くないね。


正しい向上心は、

「育つのは怖くない」いう前提から

始まるものだと思う。