ほぼ日 に
「考えなしの努力より、意識的な休息」と書いてあって
なるほどなぁ、と思いました。
何をしたらよいか毎瞬毎瞬意識的に考えるのは
糸井さんも書いてらっしゃる通り、結構面倒くさい。
何をしたらよいのか考えているうちに、時間が過ぎる。
だから、やることをあらかじめ時間割みたいに決めておけばよいとか
やることリストを常に書き留める習慣をつけておけばいいとか、
「何をしたらいいか考えるのも面倒くさい」時用の対策が
いろいろあるのだと思う。
何をしたらいいのか自分で考えるよりは
あらかじめやるべきことがあるほうが楽だ、と感じることもある。
自分の判断に自信がなかったりすると
自分で考えることの面倒くささプラス、自分で考えてやったことの結果についても
うだうだ考えることになるので
本当に面倒くさい。
それなら、人が組んだプランに沿って自分はただ動き、
結果がどうであれプランを決めた人のせい、にしてしまったほうが
楽ちんといえばラクだ。
ただ、そうやって人のプランにお任せしてしまうと
自分で考える労力を節約できる代わりに
自分でプランを組んだ人生ではなくなっていく。
何も考えずに、とりあえずどこかの誰かのプランに乗っかってしまうとか
とりあえず「何かやっている」努力をして安心するよりも、
意識的に休む、ほうが
ずっと主体的だ。
とりあえず何かやっとこうか、とりあえずここにいてようか
とりあえずこれで間に合わせておこうか、の
「とりあえず」を選ぶ前に、意識的に「とりあえず」を止めて
一瞬一瞬考えていく。
その積み重ねが、やがてやがて
大きくなっていくのだと思う。