私が今まで、自分に課してきた
重要なことがある。
それは「許す」こと。
どんな目にあっても、ひどいことを言われても
必ずその現象を「許す」、
相手を「許す」。
何故そうするのか、というと
そんなひどい現象も、酷い言い草も
自分が引き寄せたことだから、
周りに罪はない、と
いろんな賢者の本はそう書いている。
とにかく必死で、許す。
歯を食いしばって、許す。
どうしてそこまでして
許す努力をするのか、というと
許さなければ幸せにはなれない、と
いろんな賢者の本はそう書いているから。
私は、自分が幸せになりたかったので
腹立たしいことを必死で許してきた。
ついに何が起こっても腹が立たないくらいになって
私も修行が出来てきたなぁ、なんて思っていたが、
その頃には
何もかもが失望のネタになっていた。
許す努力で
幸せになるはずだったのに、
今や自分が引き起こす全てのことが
失望のタネ。
決心したことがある。
もう、人生も後半戦。
これからは、酷いことは
もう決して許さない。
今まで必死で許そうと努力してきたことも
今後はもう許さない。
それでもう幸せになれなくてもいいや、
それよりも、今まで涙を溜めながらがんばってきた「許す」努力を
しなくていい自分になろう。
もう二度とてめぇらを許さない、と
そうせいせいと思い放ったら
ふと、何かが周りで「ごめん」と
頭を下げたような気がした。
もう許しもしないから謝ってもいらない、と思った途端に、
実はあの酷いことどもは
陰でこそこそ謝っていたのかな、と
思ったりするのは
皮肉なことだな。
重要なことがある。
それは「許す」こと。
どんな目にあっても、ひどいことを言われても
必ずその現象を「許す」、
相手を「許す」。
何故そうするのか、というと
そんなひどい現象も、酷い言い草も
自分が引き寄せたことだから、
周りに罪はない、と
いろんな賢者の本はそう書いている。
とにかく必死で、許す。
歯を食いしばって、許す。
どうしてそこまでして
許す努力をするのか、というと
許さなければ幸せにはなれない、と
いろんな賢者の本はそう書いているから。
私は、自分が幸せになりたかったので
腹立たしいことを必死で許してきた。
ついに何が起こっても腹が立たないくらいになって
私も修行が出来てきたなぁ、なんて思っていたが、
その頃には
何もかもが失望のネタになっていた。
許す努力で
幸せになるはずだったのに、
今や自分が引き起こす全てのことが
失望のタネ。
決心したことがある。
もう、人生も後半戦。
これからは、酷いことは
もう決して許さない。
今まで必死で許そうと努力してきたことも
今後はもう許さない。
それでもう幸せになれなくてもいいや、
それよりも、今まで涙を溜めながらがんばってきた「許す」努力を
しなくていい自分になろう。
もう二度とてめぇらを許さない、と
そうせいせいと思い放ったら
ふと、何かが周りで「ごめん」と
頭を下げたような気がした。
もう許しもしないから謝ってもいらない、と思った途端に、
実はあの酷いことどもは
陰でこそこそ謝っていたのかな、と
思ったりするのは
皮肉なことだな。