冬休み終盤の最近読んでいる本。
- 「まじめ」で「不器用」な自分を誇りなさい/和田 秀樹
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ええ、私はとっても「真面目」で「不器用」。
自分でも「真面目で不器用で損だなぁ」と思ってきたし、
周りにも「損な性格」と言われて「やっぱりなぁ」と
さらに落ち込んだりしていました。
でも!
「真面目」で「不器用」な人間が
「真面目」で「不器用」なことを
「それでまっすぐよくやってきたなぁ」と誇らなくて、
いったい誰が誇ってくれるというのか!
・・・という気分のときに見つけたのが
和田秀樹先生の、この本です。
「真面目」で「不器用」な人は
誰よりも「道を踏み外す」ことを恐れているけど、
そもそも「真面目」な人間は
その「真面目」さゆえ、どうやっても道を踏み外しようがないので、
今までのように道を踏み外さないかどうかをビクビク気遣うよりも
勇気を出して自分を出していくほうが課題だし、
自分を出せば出すほどチャーミングなのが
「真面目」で「不器用」な人なんですよ!
という内容です。
つまり、
「真面目」で「不器用」な人が
「自分は一番やってはいけない!」と思っていること
(自分を主張すること)をするのが
「真面目」で「不器用」な人の
今世の課題、ということです。
と言われても、
「え、自分を出すって言われても・・・。
『自分の主張を抑える』ことが、「自分を主張すること」
なんだけどな」とかいうのが
「真面目」な人、だと思うんです。
「自分、充分わがままだしな、これ以上表に出せって言われても・・・」と
悩んでしまったりすると思う。
私も、人から
「あなたは嫌いな人がいないように見える」と言われて
びっくりしたことがあります。
だって、自分の中では
ものすごい人の好き嫌いがあります。
でも、嫌悪感を抑えて付き合うので
周りにはそうは見えないのかも。
そして、人の世はけっこう
好き嫌い言って過ごしてOKなものらしい。
ので、
「真面目」で「不器用」な人は
「嫌いな人とは付き合わない」あたりから意識すると
「自分を主張する」ことが分かりやすいようです。
だいたい、
「真面目」で「不器用」な人狙いで付き合ってくる「嫌な人」って、
人に相手にされず相手にされずしてきて、
藁をもすがる思いで「真面目な人」の良心にすがる
性悪な人もけっこういおるしね。