大晦日だって♪
昨日はブログ手直しに続いて、持ち物の片付けもできて
すっきりしました。
年末年始も片付けよ♪
私は子どもの頃、
今で言うところの「スピリチュアル」が
好きな子どもでした。
今は出てるのかな?雑誌の「マイ・バースディ」を愛読していて、
(調べてみたら、2006年12月号で終了したみたい↓)
- My Birthday (マイバースデイ) 2006年 12月号 [雑誌]/著者不明
- ¥390
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星占いが雑誌で大真面目に取り上げられた、
最初だったと思います。
ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベ先生の記事に
「うわぁ、大人でもこんなに真面目に
『占い』や『魔女』について語るんだ!」と
衝撃を受けました。
- ルネの魔女っこ入門 (1980年) (M.B books)/ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベ
- ¥725
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↑
商品画像がないのが惜しい!
日本の普通の女の子が、日常生活で
『魔女』になる生活のしかたを指南するという、
今思えばすごい本です。
当時、確かスクールもあったはずです。
当時は『魔女』って表現されていましたが、
今でいうところの『スピリチュアル』で生活している、
占い師・アロマセラピスト・風水師・レイキヒーラー・・・・などなどを
総称している感じです。
私は、子どもの頃
本気で「魔女になりたい」と
思っていました。
同じく「マイ・バースディ」に掲載されていた
エミール・シェラザード先生(星占い師)の本を読み、
- 妖精の国へようこそ (My Birthdayの本 10)/エミール・シェラザード
- ¥725
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↑(これも画像がなくて惜しい!)
感激のあまり、先生にお手紙を書いたら
「妖精さんを好きになってくれるのは嬉しいのですが、
先生はお忙しいので・・・」と
多分、事務所の方からの、妖精のイラスト入りの
きれいな絵葉書をお返しにいただいた覚えがあります。
だけど、小学校・中学校と進むに連れて
「おまじないや、占いで
本当に現実なんて変わるんだろうか?」と
思うようになっていきました。
中学校は、ほんとにつまらなくて
雑誌の占い(多分、まだその頃まで「マイ・バースディ」を購読していた)を見て
「今日はラッキーディって書いてあるのに、
いいことなんてないやん!」と思っていた。
小さい頃からボウッと「魔女」やら「妖精さん」やらに憧れ、
占いや魔女修行を大真面目にしていた私は、
周りの、幼少時から現実を見て戦いなれている子ども達に
敵うべくもなく、
いいように使われたりしていました。
その頃には、さすがに私も
「現実で戦えるようにならないと、生きていけないみたい」と気付き、
「占い」や「魔女」や「妖精」を封印して、
現実を見て、戦いに勝てるように生きよう・・・と思ったのです。
それから何十年。
結局私は、「現実を見て戦いに勝てる」ようになったか、というと
はっきり言って、まったくダメです。
いまだに、周りの戦いなれている人たちに
いいように使われます。
なーんにも変わってないな。
「占い」も「魔女」も「妖精」も私を助けてはくれなかったなぁ、と
思うこともありました。
今年、ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベ先生が亡くなったと聞いたとき、
「あのルネ先生が、私が子どもだった時から今まで
同じ時代で生きていらっしゃったのだ。」ということに
改めて気がつきました。
私が「占いも魔女も妖精も、現実ではなーんの役にも立たないじゃない!」と
放り出した後も、
ルネ先生は「占い・魔女・妖精のある現実」を
ずっと、生きてこられたのだ、と。
同じ日本、同じITの時代、
同じように人々が戦って勝つことを目指している時流の中で、
私が子どもだった何十年も前と変わらず
ルネ先生は
「占いや魔女や妖精を真面目に語る大人」で
いらっしゃった。
そんなかたが、
私が忘れてしまった間も、同じ時代で同じ国で
生きていてくださったのだ。
そして今、ふと見渡してみると
「スピリチュアルを真面目に語る大人」なんて
当たり前になっている。
なんてすごい時代になったんだろう。
今まで「なんか上手くいかないなぁ」と思いながらも
なんとか生き延びてきて、
この時代に出会えて、良かったなぁ、と
思います。
ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベ先生に
感謝を込めて。
おかげで、私は「占いや魔女や妖精を真面目に語る大人」であることが
誇りです。