クッキーはとっくに無くなっちゃったけど、箱は可愛いし、中に何か入れたいな～。
…って、あれ？
何でリボン解けてるんだ？
私、無意識に何か入れたっけ…？
ちょっと、確認…っと。
あっ！「あっ！」
ちょっと、マカロン！何やってるの～。
ちゃっかり、お茶とお菓子まであるし～！
マカロン「ちょっと、しずかにしてほしいデス。
ここは、かくれが なんデス。
さわいでると、シナモンにバレちゃうデス。」
マカロン「・・・あっ！」
シナモン「どういうコトですか？
マカロンは、そんなに・・・ひとりになりたいデスカ・・・？」
シナモン「わたしは、マカロンといっしょにいたいのに・・・
マカロンは、ちがうんですネ・・・」
マカロン「あああ！シナモン、ちがうデス！ごめんデス！
ほんとうは“かくれがをみつけたよ”って、シナモンをよろこばせたかったデス。」
マカロン「でもそのまえに、ついウトウトしてしまったデス。
ほんとうにごめんデス。
いっしょに、このなかで、あそびましょデス。」
マカロン「シナモン、おいでおいでデス。」
シナモン「わたしも、じぶんのすきなおちゃを、もってきたデス。」
マカロン「おかしは、ふたりではんぶんこしましょデス。」
シナモン「いっしょにたべると、おいしいデス。」