
あいにくの曇り空だったけれど、今日も沢山の人が訪れていて

思い思いにゆったりと流れる時間を過ごしていました


東京国立博物館の門を入って、向かった先は平成館


平成館では、昨日の3月25日(火)~5月18日(日)まで
開山・栄西禅師800年遠忌 特別展 栄西と建仁寺展が開催中

展覧会の目玉は建仁寺所蔵の国宝 俵屋宗達 風神雷神図屏風

東京国立博物館へこの作品がやって来たのは5年ぶり

前回、この作品に逢う機会を逃した私は、この展覧会を心待ちにしていたので感激

比較的人が少なかったこともあり、近くでじっくり、少し離れたソファに座って目に焼き付けました

こちらは重要文化財 河北友松 雲龍図
(前期にあたる今日は、阿吽の龍の吽の4幅しか見られませんでした)

こちらは織田信長の弟・織田有楽斎像の後ろに展示されていた狩野山楽 蓮鷺図襖(4面)

建仁寺やその塔頭寺院、縁のあるお寺から集められた栄西直筆の書や
天目茶碗はじめ焼き物や、仏像、建仁寺ゆかりの僧の彫像や絵、
長谷川等伯の襖絵や屏風、曽我蕭白や伊藤若冲の作品も見ることが出来ました。
日本最古の禅寺である建仁寺の凄さを目の当たりにした気持ちでした

後期になったらもう一度訪ねてみたい、大満足の展覧会でした

東京国立博物館をあとにして、再び上野公園の噴水広場に戻ってきました


25日に桜の開花宣言が発表された東京

散策しながら、まだ少し早かったけれどお花見もしてきました





念願だった俵屋宗達の風神雷神図屏風に逢えて、ゆっくりじっくり見られたし

今年もこうして元気に桜を見られて幸せだなぁと思いました

日々暮らしているといろんなことがあるけれど、私にとっては何よりの癒しの場所である
美術館・博物館を久しぶりに訪ねて、桜も見られて元気をいっぱいもらえたし
また頑張らなくっちゃ


