滄浪泉園 ~水と緑と水琴窟の奏で~ | Lapislazuliのブログ

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嬉しい!楽しい!美味しい!大好き!をテーマに、カフェでおしゃべりするように
何気ない日常の出来事や好きなものの話をつづります。
ホッと一息つける時間に、お気に入りのお茶やお菓子やお酒をそばに
お越し頂ける場所でいられたら幸せです♪

今日は東京・小金井市滄浪泉園(そうろうせんえん)キラキラ
水と緑の癒しを求めて、お散歩に出掛けて来ましたテクテク

明治・大正時代に三井銀行などの役員、外交官や
衆議院議員を歴任した波多野承五郎により、
武蔵野の特徴的な地形の池「はけ」とその湧水が
巧みに取り入れられつつ整備された別荘跡地家

↓こちらが入り口で、右の門標の滄浪泉園の字は、犬養毅の筆によるもの筆
蝉時雨のなか周囲とは別世界の木涼しい木陰の庭園内をカメラ片手に散策テクテク

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滄浪泉園の由来は、この庭で遊んだ犬養毅が
友人の波多野承五郎のために名付けた名前きらきら
「手や足を洗い、口をそそぎ、俗塵に汚れた心を洗い清める。
清々と豊かな水の湧き出る泉のある庭」
という意味だそうですきらきら

昭和に入って、三井鉱山の役員の川嶋氏の手に渡り、
茅葺の大きな家や長屋門などが風雅な佇まいを見せていましたが
昭和52年に売却される際に取り壊され、宅地として売却された敷地もあり
当初33.000㎡あった敷地は、現在1/3程になっているそうですが
現在は小金井市が管理しています

鬱蒼と生い茂る木立に覆われた石畳の坂道を下ってゆくと…階段

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別荘地の名残りの石灯籠と、ここが緑地保全地区であることを示す看板がありましたきら

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更に石段を下ってゆくと、木立の向こうに大きな池が見えてきましたみずうみ 
池を見ながら、くるりと一周する順路を歩きます歩く

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こちらの水が湧き出ているところが「はけ」池

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古代多摩川が、次第に南西に移って行った途中で作った、最も古い段丘のひとつに位置していて
この斜面は地形学上、国分寺崖線と呼ばれ、立川市の北東~世田谷区の野毛町まで続いているそうです。

崖下の砂礫層から地下水が湧き出しているのですが、これが「はけ」
小金井市にはこのようなところがたくさんあって、
「小金井」の地名も豊富な清水が湧くことから起こったとも言われているそうです

園内には、おだんご地蔵さまや、なでられすぎて鼻がなくなってしまったという鼻欠け地蔵様のお姿も地蔵

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そして順路の最後には水琴窟(すいきんくつ)があって、
地中に埋めらた甕の中で、水の奏でる心地よい音がしていました♪

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水琴窟の涼やかな音色、ぜひパソコンの音量を大きくしてお聴き下さいませハート



明日は暦の上では立秋ですが、まだまだ猛暑の続く毎日…暑い
木滄浪泉園のお散歩は、国木田独歩の『武蔵野』の風景を今もそのままに
空が見えないくらいの大きな木立ちの中での、涼しい癒しの時間でしたきらきらえへ♪きらきら

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~ 滄浪泉園 ~
入園料:大人100円、小人50円
開園時間:AM9:00~PM5:00(入園はPM4:30まで) ※火曜日休園
所在地:東京都小金井市貫井南町三丁目2番28号
アクセス:JR中央線武蔵小金井駅南口下車、徒歩15分

お散歩最後の写真は、玉川上水の景色ですきらきら

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ミント借りぐらしのアリエッティは、小金井市が映画の舞台ハート
緑と水に溢れた環境で暮らせていることを幸せに思った時間でもありましたきら
歩数計は8946歩で、ホットドッグ1個分の消費カロリーのお散歩でしたきらハート

最後に、今夜のごはんは天ざるうどんでしたザルうどん
にんじん・長芋・ピーマン・茄子・かぼちゃ・エリンギ・大葉・海老の天ぷらを作りました野菜

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皆さまに、癒しの時間のおすそ分けになれたら幸いですがkirakira
長い記事を最後まで読んで下さってありがとうございましたはぁとaya