私は親族のため少し早めに式場に到着しました。
弟一家がもう到着していて、親族の控え室には従兄弟のスイくんと弟の奥さんのアイちゃんがいました。
他の親族の人がきたり、一般の弔問の方もいたので母を手伝うため、旦那さんに子ども達を託して会場に行きました。
あっという間にお通夜の時間となり控え室に旦那さんと子ども達を呼びに行くと

コロナの影響もあって本当に久しぶりにひ孫5人全員で集まったせいか、ハイテンションになっている
子ども達がいました。

アオの雰囲気を見て、私はこれはヤバい・・・と
ヤバい状態というのはハイテンションになって気持ちがフワフワした状態になるのか、私のいうことも旦那さんのいうことも中々聞いてくれなくなってしまうのです。

私の嫌な予感はあたり
席に座っていてもゴソゴソ
旦那さんに「あれは何?なんでなの?」と質問ぜめ
まだ私の膝の上に座っていたモモの方が大人しいくらいでした。
お焼香が終わり、時間が経つにつれて本当に落ち着きがなくなり、ついには席を立ってフラッと前へ出ようとしたところを
旦那さんが慌てて掴み、そのまま控え室へ退場。
5人の中では上から2番目の年齢なのに1番最初に退場しました。

お坊さんが帰られた後、祖母の顔を見ようと棺に近づいた時も
お化粧をしてもらった祖母は本当にいつもと同じように眠っているようで、そんな中
息子は旦那さんの一瞬のスキをついて棺に触ろうとしたところをすんでのところで止められていました。

感傷に浸るヒマもなく、私の表情を見た父が
「今はそういう年ごろや。あんまり怒ったりなや」とは言ってくれたものの

帰りの車の中で私は巨大な雷⚡️⚡️を落としたのでした。