①の続きです。

私の
「今のご時世、ばあちゃん以上の年齢でも一人暮らしして、家事を全部やってる人なんてざらにいてるで、生活する上でなんで何もせずにすむと思ってるん?」
という言葉を聞いた祖母の反応は・・・


「何を言うてんの、あんたは!」


でしたwwこの反応、母も全く同じ事を言うので面白いのですが、自分に分が悪かったり、言い返せなかったりするとこう言うんですww

これ以上言っても聞かないので、その後はすぐ子ども達のところに戻りましたが。

まぁ祖母がもう自分は何もしなくてもいいと思うにはあの人なりの理屈があります。それは

「この家は私とおじいちゃんが建てたんや。あんたらはそこに住まわせてあげてる」

です。

私の実家は今から40年ほど前に祖父母が終の棲家にと建てた家です。ローンは30年近く前に祖父が亡くなった時にすべて支払われています。

確かに祖父母が家を建ててくれていたからこそ
両親は助かった部分がたくさんあったと思います。

ただ世の中には「持ちつ持たれつ」という言葉があるように
祖父が亡くなってからもう30年近く。
その間の生活費はすべて父が稼ぎ

祖父が亡くなったのを機に祖母は
「私はお父さん(祖父のこと)の看病と今まで家事をやってきたから、これからは家事はあんたに任せる」

と母に宣言し家事をやらなくなり、今では母が少し体調を崩しただけで困ることも多いんです。

ちなみにこの宣言をした時、祖母は60歳

母はこの時の祖母の年齢をとっくに超えてます。でも、もう家事をやりません。なんて事を言える状況には無いのです。


祖母を見てると最近ますます
周りが見えてないよなぁと感じます。

親しい仲でも感謝する気持ちは忘れたくないものです。