夫婦間では色々ありつつも息子の治療は進んでいました。

副作用は出たものの、治療そのものを止める必要はなく

最終的な治療法をどうするか、1番最初に話があったのは確か8月。

それから色々なことがあり、一度決めかけたのに話がまた戻ったりして

息子の救命と未来、様々なことを考えた結果
最終的な治療法を決めました。
考えられる事、できる事はやったはず。


普段は考えないようにしていますが
気持ちが少し落ち込んだり
ふとした時に思ってしまう。

なんで息子がこの病気になってしまったんだろう。
先生は遺伝も生活習慣も関係ないと言われたけれど。

ここから先は信じて進めていくしかありません。



前の更新から早一ヶ月近くが経ち

気づけばもうすぐ12月で年末がすぐそこまで来ていました。

病院から出れば周りはハロウィンが終わればもうクリスマスで。
でも何と言ったらいいのか、クリスマスの情景は目に入ってくるんですが、頭が認識していないというか。簡単にいえば、今年はそれどころじゃないというのが正直なところです。

この一ヶ月何をしていたのかと言うと
息子の治療は落ち着いていたのですが

私は離婚について色々調べていました。

話しやすように今までの経緯をノートにまとめて、息子の調子が良くて院内学級に行ってる間に相談できるところに行って

今の状況を話すと「え…」という反応をされる。
それはそうだろうと思う。息子は白血病。その付き添いのために私は休職中。
その状態で離婚の話をしているのだから。

養育費に関しても支払われているのが3割にも満たない理由がよくわかる。

年が明けたら娘の入学準備もある。
たまに私の体が2つあればいいのにと思う、11月でした。






息子が入院し始めて、はや6ヶ月近く

今の治療は4クール目
同じ病気の子どもを持つママ友さん達から大体2クール目に髪がごそっと抜けたという話を聞いていたのですが

息子は3クール目になってもあまり副作用の症状は現れず、副作用のあらわれ方には個人差があるので息子はそれが出にくいタイプなのかと思っていたら

このクールに入ってしばらくしたら
急に枕に落ちる髪の量が増えて、全部抜けたわけではありませんが8〜9割の髪が抜けてしまいました。

それに加えて肌が全体的にカサカサになり、両肘、両膝裏など肌荒れを起こし始めました。
先生に相談して塗り薬を塗るも、すぐに劇的に改善するわけではなく

ある日のシャワー後、鏡にうつる自分の姿を見て泣き出し
「鏡見るのいやだ」と言った息子

髪が抜け始めたときは「〇〇くんみたいになるんかな」と先日退院していった同じ病気だった友達のことを言っているだけだったので

周りを見ていたからそこまでショックではないのかなと思っていましたが
ショックを受けないわけがなかった。

薬の副作用がいつ終わるかも個人差があるから先生も断定はできない。
私はそばにいることしかできない。

頭ではわかっていても
本当に変わってあげられたらいいのにと思う。