私達の内的な目標は神様に似る事であり、第二のメシアになる事でもある。しかし現実には遠い話である。
孝進様が米国におられた時、ある日、お父様が孝進様に「お前は私の後継者にならないといけない」と語られた。
その時、血気盛んだった孝進様は、深刻な顔をされた。「お父様に似る事も、それを超えて行く事などできない」と。
悩まれた孝進様は「お父様が出会われた神様に会うしかない」と思われ、120日の徹夜祈祷を始められた。
この話を聞いて私達が通過する道だと思った。お父様の背中があまりに大きくて、超える事は一生できない。
しかし私達にも背中がある。お父様を通じて神様に出会う事はできない。しかし神様と直接、関係を結べば私の神になる。
私と神様だけの結ばれた心情は誰のものでもない。私達は、その出会いを求めて日々の歩みがあると思う。
今は天一国の主人であり、自分の名前で祈る時代である。その大きい意味をどれだけ感じながら歩む事が本質的な歩みと言える。
氏族メシア勝利は、その過程を通して、縦的な8段階を通過する道である事を忘れてはならない。