⑦チャンスを逃さなかったヤコブ | 統一原理の生活化

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「アブラハム家庭の概略」



ヤコブはパンとレンズ豆と交換に長子の特権を

エサウから買取ります。


死ぬほど飢え疲れて帰ってきたエサウが「赤いものを食べさせてくれ」と言うと、すかさず「長子の特権を売りなさい」と答えます。


「私は死にそうだ。長子の特権など何になろう」と、エサウは言います。


もしこれが、エサウが飢えていない時に、ヤコブが「長子権を売ってくれ」と言ったら、どうでしょうか。


エサウも長子権の重要性は、ある程度認識していたはずです。もしかしたら、長子権を譲らないと言ったかも知れません。また譲るにしても、相当の代価を要求したかも知れません。


しかし飢えで死にそうな異常な状態のとき、本音が出ます。長子権などは死んでまでも相続するものじゃない。血統より、現実の生活(食べ物)の方が大事だ。


ではヤコブはどうでしょうか。エソウがレンズ豆を食べさせてくれと言った途端「長子権と交換せよ」と言ったのです。


つまり、それほど日頃から、いかに長子権を相続するかを考え続けていたということです。

常に長子権を意識し続けていたヤコブと、ほとんど頭になかったエサウの違いが「イザ」という時に現れたのです。


私たちの信仰も、「イザ」という時に、本音が現れます。「イザ」という時、「チャンス」が来た時、本物をつかめるような、日々の信仰の深まりが大切だと、パンとレンズ豆は教えてくれています。


あなたにとって、パンとレンズ豆は何ですか?

あなたはイザという時、何を取りますか?


歴史は一瞬で決まるという事を、改めて、肝に銘じたいものです。



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