③初めて悔い改めたエバ | 統一原理の生活化

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「アダム家庭の概略」


以下は私の想像…です。


カインはエバが天使と関係を持っている時に宿したので、カインの背後に天使が映ってしまうエバでした。


自分の罪を見る鏡なので、エバはカインを愛せませんでした。カインの背後に自分の堕落性を見るので、目を背けたくなるのです。


そんなエバの微妙な心をカインも感じていました。「なぜかお母さんがアベルに接する時と違う」と。


それでカインはエバにアベルとの関係が相談できませんでした。殺し合いになるほど、関係が悪化していたのに…


アダムはどうでしょうか?

「お前が天使と堕落するから、こんな子が出来たんだ」と言ってカインの教育に責任を持とうとしません。そしてアベルばかりを褒めます。「お前はいい子だ」と。アベルが傲慢になるのは当然です。


エバはアダムに悩みを聞いてほしたかったのに、

負債があって何も言えないのです。


夫婦関係も親子関係も兄弟関係も、どうしようもない状態に陥っていました。そして遂に兄弟殺人という悲劇が起きてしまいます。


その時、本当の意味でエバは自分の罪の恐ろしさに気づくのです。そこで初めてエバは「悔い改め」たのです。


聖書を見るとそれが推察される箇所があります。


カインが生まれる時、エバは「ひとりの人」を「得た」と言っています。セツが生まれる時は、「ひとりの子」を「授けられた」と表現されています。

ここにエバの子供に対する心情の違いが表れています。愛するアベルを失い、カインが故郷を出て行き、子供を全て失って初めて悔い改めたエバ。


神から赦されて、再び子供を授かった喜び。セツは悔い改めて生まれた子供だから、心情がいいのです。エバの孫から「主の名を呼び始めた」と書かれています。そういう中でセツの血統から義人ノアが生まれてくるのです。


殺人事件のような大変な事が起きる前に、エバが悔い改めていたらと、つくづく思わされます。


女性らしい女性とは容姿や素直さ、可愛らしさではなく「真の悔い改めができる人」だと言えるでしょう。


これができないと、いつまでも夫婦喧嘩は終わりません。



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